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宇仁田ゆみ「スキマスキ」町田啓太主演映画に

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映画「スキマスキ」の場面写真。左からヘイサク役の町田啓太、文緒役の佐々木心音。 (c)2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会

映画「スキマスキ」の場面写真。左からヘイサク役の町田啓太、文緒役の佐々木心音。 (c)2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会

宇仁田ゆみ「スキマスキ」の実写映画化が決定した。

「スキマスキ」は週刊ビッグコミックスピリッツ増刊IKKIおよび月刊IKKI(どちらも小学館)にて、2000年から2003年にかけて連載された作品。物の隙間を覗くことが好きな男子大学生・ヘイサクと、彼が覗いている部屋に住む女性・文緒との関係を軸とした異色の青春ストーリーだ。映画ではヘイサク役を劇団EXILEの町田啓太、文緒役を佐々木心音がそれぞれ演じる。そのほか出演陣には中村映里子、八木将康、久住翠希といったフレッシュな面々が揃った。

監督と脚本は「うそつきパラドクス」「女の穴」などで知られる吉田浩太が手がける。映画は2015年2月7日より、シネマート六本木とシネマート心斎橋にてそれぞれロードショー。

町田啓太(ヘイサク役)コメント

映画初主演が決まった時の、お気持ちは? また、撮影を終えて今のお気持ちは?

主演のお話しが来たとき、素直に凄く嬉しかったです。
初主演で初ラブコメディー作品ということで撮影に入るのがとても楽しみでしたし、監督の吉田浩太さんがどんな世界観で演出されるのかも凄く楽しみでした。
撮影期間が短かったのもあって、より色濃い作品になったのではと思っています。
共演者の方々とスタッフのみなさんと、とにかくたくさんの方々に楽しんでいただける作品づくりに励ませていただきました。

台本を読んだ時の率直な感想をお聞かせ下さい。

スキマスキの原作は読んだことがなかったのですが、台本を読ませていただいたら出てくる登場人物がすごく個性的で魅力的だなと感じました。
また主人公のヘイサクは隙間フェチというコンプレックスを持った平凡な大学生、そんなコンプレックスを持っている自分自身を認めて自分らしくあればいいんだと感じていく成長物語でもあると思いました。

これからご覧になる方にメッセージを。

出てくる登場人物がそれぞれすごく魅力的なのでその人物たちがどのように触れ合い成長していくのか、ヘイサクとフミオはどうなるのかも楽しんでいただける見所だと思いますし、自分らしくあればいいんだというメッセージが詰まった作品ですのでよりたくさんの方に見ていただければ嬉しいです。
たくさん笑いながら是非ご覧ください!

佐々木心音(文緒役)コメント

台本を読んだ時の率直な感想をお聞かせ下さい。

元々原作の漫画を読んでいたので、世界観が全く変わらない台本で嬉しかったです。
普通の青春ストーリーに「のぞき」を足しただけで、こんなにも可笑しくなるなんて、、、私の知らない世界が広がった気がしました。

原作ファンの多い漫画の実写化ですが、ヒロインの文緒を演じるにあたって意識したことはありますか?何か役作りをしましたか?

文緒は、絶対的に「かわいい」がないと成り立たない。
そう思ったんです。
だから、今までキャラクターの濃い役しかやってこなかった私が、「文緒」を演じきれるのか、正直ものすごく不安でした。
でも、吉田監督の「LOVE&PEACEな子だと思うんだ。」という一言で、私も文緒と一緒になって、シンプルになっていったような気がしています。
結果、かわいくなっているかどうかはわからないですけど 笑

これからご覧になる方にメッセージを。

「スキマスキ」は、すこし歪んでて、すごく素直で、愛らしい青春映画だと思います。
文緒として見ていて、本当にヘイサクくんは「愛らしいバカ」でした。
共演者みんなの空気感も居心地がよくて、大学生活の無かった私はここで体感したような気がしています。
そんな空気が、皆さんに伝わったら嬉しいです。 
あらゆるスキマを、どうぞご堪能くださいませ。

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