スタートアップ経営者から見たQiita:teamのいいところ
弊社はMisocaという請求管理サービスを運営している名古屋のスタートアップ企業です。
そんな会社がQiita:teamというクラウドサービスを半年ほど使っていますが無くてはならないツールとなっているので、経営者目線からみたいいところをいくつか紹介します。
日報が捗る!
Qiita:teamを最初は日報のためのツールとして使い始めて、いまもメインはこの使い方です。
以前はGoogle SpreadSheetで勤怠を管理しておりそこに日報を書いてもらっていたのですが、まず全員の日報を見に行くのが面倒だし、毎日「今日もがんばってね」と書くのは白々しくて嫌でした。
それがQiita:teamにしたところ、普段は「いいね」を押すだけで読んだことを伝えられるし、コメント機能でディスカッションも出来るようになりました。
また、文章のテンプレートが自由に変えられるので組織にあった日報にしていけるのもとてもいいと思います。弊社はいろいろな変更が加えられて現在は
- 今日やったこと
- 困ったことや相談したいこと
- 明日やるつもりのこと
- こんな気分
- 他、お知らせしておきたいこと
- ポエム
の6項目を書くようになっています。(全部を埋める必要はありません。)
ポエムは脱線した話を書いてもらう場で、普段の生活や思い出話、最近読んだ本の話などが書かれたりします。なんとなくの私生活や、人柄がわかってとても面白いです。会話でのコミュニケーションが苦手な経営者にぴったりです。
日報の内容は朝会で1人1分ぐらいで発表して全員で共有しています。
(ポエムの例)
会議が捗る!
朝会や開発ミーティング、週次振り返りやその他全ての会議の議事録をQiita:teamに残しています。
Qiita:teamのタグ機能や検索機能で後から様々な形で検索できることや、Markdownという簡潔な記法で記述できるというのが気に入っています。
普通の議事録と違うのはコメントによるディスカッションがあとからできることでしょう。会議に参加しなかった人や、会議で話しきれなかったことが議論できます。
さらに、会議前に議題をあらかじめQiita:teamにアップしておけばその時点で議論が開始できるので、会議でのムダが減り、さらに効率化・短時間化できます。
情報共有が捗る!
もちろんRails Tipsのような普通の有益な情報もQiita:teamには流れていますが、会社の事業の方針などのなかなか普段伝える機会の少ないこともとりあえずQiita:teamに書いておけば「伝わっていない」ということがなくなったのがコミュニケーションが苦手な僕にはとてもよかったです。社内向けの社長ブログとして便利に使ってます。
エンジニア中心の会社ならQiita:team、それ以外はgamba!
Qiita:teamの魅力は伝わりにくいですがハッカーフレンドリー・エンジニアフレンドリーなところです。高いカスタマイズ性、オープンでAPIアクセス可能、Markdown記法で書けるというのはとても心地がいいです。
エンジニアとのコミュニケーションをもっとしたいなら間違いなくQiita:teamでしょう。非エンジニアの会社ならgamba!という日報サービスがオススメです。
まずは日報を書く、そして「いいね」を押すというところから始めてみましょう!
最後に、Qiita:teamを導入してほしいと思ってるエンジニアの方へ
上司に「日報書きたいんですが」と言えば普通は喜んでOKのはず。ただ無料でなんとかしてくれと言われたら下記の方法をおすすめします。
社長が断れないQiita:Teamの導入のさせ方。(1)エンジニアから日報を書くと自主的に言い出す=>社長喜んで承認 (2)みんなばらばらの方法で日報を書く=>社長チェック大変 (3)最後にQiita:Teamを提案する (4)導入がきまる
— ryuichiro toyoshi (@toyoshi) 2014, 5月 22
Qiita:teamのサイトはこちら