ApertosオペレーティングシステムによるIPv6ルータの構築 The design and implementation of IPv6 router on Apertos operating system

抄録

インターネットで現在利用されているIPv4プロトコルは,インターネットの爆発的成長に耐えられない,という指摘がある.このため,IPv6プロトコルが提案され,現在移行へ向けた考察が行われている.しかしながら,現在のルータソフトウェア構成法では,今後行われるプロトコル策定やプロトコルの仕様変更などに柔軟に対処することが困難である.本論文では,Apertosオペレーティングシステム上にIPv6ルータのプロトコル処理部を実装することで,これらの問題の解決を目指している.本方法では,並行オブジェクトによるソフトウェア構成によりプロトコル処理部のモジュール間の独立性を確保し,自己反映計算に基づくOSアーキテクチャの利用によりプログラマに最適なプログラミング環境を提供することができる.

収録刊行物

コンピュータソフトウェア   [巻号一覧]

コンピュータソフトウェア 14(1), 30-34, 1997-01-16  [この号の目次]

一般社団法人日本ソフトウェア科学会

参考文献:  8件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    110003743952
  • NII書誌ID(NCID) :
    AN10075819
  • 本文言語コード :
    JPN
  • 資料種別 :
    ART
  • ISSN :
    02896540
  • NDL 記事登録ID :
    4116471
  • NDL 雑誌分類 :
    ZM13(科学技術--科学技術一般--データ処理・計算機)
  • NDL 請求記号 :
    Z14-1033
  • 収録DB :
    CJP書誌  NDL  NII-ELS 

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