第2話 妖精との会談
今回からHSOに入っていきます。
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「おはよう」と言いながら俺はテーブルに着いた。
「おはよ、甲」と挨拶したのが中峰桜花だ。
「おはよ、お兄ちゃん」と桜花姉さんの次に挨拶したのが中峰涼香だった。
ここで2人の紹介をしておこう。
最初に挨拶したのが中峰桜花だ。年齢は17歳で、俺と同じ私立高校の2年生だ。生徒会会長で俺の姉だ。
身長は165センチで体重は50キロだ。
スタイルは良く、出るところは出ていて引き締まるところは引き締まっている。
髪の色は綺麗なピンク色で髪型は腰まである、長い髪を下ろしていた。
顔立ちは圧倒的に上位だ。
綺麗とも言えるし可愛いともいえる。
勉強は常にトップ争いに入っており、性格も良く誰に対しても優しく、何時も桜花姉さんの周りには人だかりが出来ている程だ。
さっきも書いたように桜花姉さんは生徒会会長と言う肩書きを持っており、学校では知らない人はいないと言われている程だ。
彼氏はい無いようだ。俺が聞いてもはぐらかされるばかりだ。
次に中峰涼香だ。年齢は15歳で俺達と同じ私立高校の一年生で通っている。そして俺の妹である。
身長は168センチで体重が54キロ程だ。
桜花姉さんと同じでスタイルは良く、出るところは出ていて引き締まるところは引き締まっている。
髪の色は黒で長めの髪はポニーテールになっている。
顔立ちは可愛いと言われるほどだ。
勉強も出来て運動が一番好きみたいだ。
涼香は弓道部に入っており全国大会まで行く凄腕の持ち主だ。
ここで、俺達の兄妹の秘密を話そうか。俺はこの家族とは血が繋がってい無い。で分かるだろうか。俺は養子なのだ。
「うん、おはよ、桜花姉さんはこの後は生徒会で、涼香は弓道部だったよね」と言って俺は2人に聞いた。
「うん、そうだよ」と桜花姉さんが言った。
「私もそうだよ」と涼香が言った。
それから、俺は出されたご飯を直ぐに食べて部屋に戻った。
俺は桜花姉さんと涼香との距離を離している。何でかは長くなるのでまた今度話そう。
それから俺は智君と賢ちゃんに電話で集まる場所と決めた。その後11時になったので俺はヘットギアを頭に取り付けて俺はキャラの設定をした。
『キャラの設定を行います。キャラデザインは本体に登録されているのを基にしますか? Y/N 』が出てきたので俺は少し考える素振りをした後、YESを押した。
すると自分の前に自分の分身とも言えるキャラアバターが等身大で現れた。
その再現度に思わず俺は、感嘆の声を上げてまじまじと眺めた。
「凄いな、自分を触っただけなのにここまで精巧に再現できるもんだな。まるで鏡の中の自分を見ているみたいだ。さぁて、ここから変えていくのか、それじゃあ、どんな風に変えようかな」と俺は変えて行くパーツを見ていた。
性別……ゲーム内のみ性別を変えられます。
身長……自分の身長を変えられます。
髪………髪の色を好きな色に変えられますと長さを調節出来ます。
目………目の色を変えられます。
肌………肌の色を変えられます。
服………初心者の服・初心者のズボンの色を決めます。
この5点を変える事ができます。
俺は自分のキャラアバターを見ながら悩んでいた。
「やっぱり、髪は漆黒で行こうか。目はアクアマリンみたいな、蒼い目で行こうか、服とズボンは黒にした。そして肌と性別は変えなくて良いか」と言って俺のアバターが完成した。一応、男と言うのを確認してから、俺はヘットギアを脱いだ。
その後、俺は下に降りて何時もより早いご飯を作って食べた。
「母さん、桜花姉さん、涼香。今日、俺は降りて来ないと思うからご飯はいらないから、勝手に食べていいよ。甲」と置手紙を書いた。
その後、何だかんだしていたら、何と12時5分前だったので俺は焦ってヘッドギアを取り付けてダイブした。
『ようこそ、フェアリーソード・オンラインへ、私はここでキャラデザインと名前とシンボルを担当している妖精です。貴方が最後の方ですね。よろしくお願いします』と言って来たので俺は。
「こんにちは、すみません、ここに来る前にキャラのデザインをしたんですけどそう言う場合は如何したら良いんですか?」と聞いたら妖精は驚いていた。
『し、失礼しました。こんな私に優しく声を掛けてくれたのは貴方が初めてでした。キャラはそのまま引き継いでも良いでしょうか?』
「俺以外に優しくした人は居なかったんですか?そのままでお願いします。後、俺は男だから間違えないでね」と俺は妖精に言った。
『そうなんですよ、早く行きたいようで私の話しは聞いてくれないんですよ。それと貴方は男の人ですね、分かりました。このキャラで良いでしょうか。よければYESを押してください。その後、名前を入力してください。それでシンボルは如何しますか?』と聞いてきた。
俺は自分のキャラを見て男と確認したらYESを押した。押した後、名前とその下にベータテスターと友達の入力コードに智君から貰った、コードを打ち込んだ。名前はKouと打った。
『コウで良いですか?失礼ですが貴方はベータテスターの方ですか?』と聞いてきたから正直に答えた。
「違いますよ。俺の親友がテスターだったのでその恩恵に与ったと言う所です」と俺は言った。
『そうですか、では、シンボルを決めましょうか』と言ってきた。
「シンボルって決められるんですか?自動で付着される物だと思った」と驚いた。
『はい、決められますよ。けど殆どの人はランダムにしてましたけど、如何します?』とシンボル一覧を見せて来たので俺はそれを見て決めようとした。
「決められるなら決めたいと思います。あ、これがいいです。これでお願いします」と言って俺はシンボル一覧から俺は三つの雷が描かれていた。シンボルに決めた。
『このシンボルで良いですか?』と言って俺に見せてきた。
「よろしくお願いします、そう言えば、貴方の名前は何ですか?」と答えて聞いてみた。
『これでいいですね。分かりました。それに名前ですか。私には名前がありません。貴方が付けてくれませんか?』と言って俺のキャラの右腕にシンボルを付着してから言った。
「名前か、俺が付けてもいいならそうだな………ルナかな」と俺は見た目でだけで名前を付けた。
『ルナですか。いい名前ですね、気に入りました。これからは私はルナです。よろしくお願いしますね、コウさん』と気に入ってくれた様なので俺はホッとした。
『それでは、もうお時間なのでフェアリーソード・オンラインの中に入って貰いましょう、大丈夫です。また直ぐ会えますよ』とルナが言って来たので。
「そうだな、また会えるよな」と言って俺は光の中に歩いて行ったが目を開けられなくなったので俺は止まって目と閉じた。
『はい、そうですね。私のマスター、また会う日までどうか、生き残ってください』と聞えない位の声でルナは言った。
それから直ぐに光は収まった。俺は目を開けたらそこはフェアリーソードの転移門前だった。
《突発クエスト、妖精との話し合い『達成』》
クエスト達成報酬、妖精ルナの指輪
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クエストは妖精との話し合いで自分の時間を犠牲にして妖精と話し合って名前を付けることで達成します。
クエスト達成報酬は話した妖精を第10層から使役する事が出来ます。それと第10層までその妖精の力を借りられます。
主人公の妖精(ルナ)には光の加護がついています。だからこの指輪の名前は光の指輪と言います。能力・光は一定時間に自分のHPを少量回復してくれます。
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