こんにちは、ナウです。フェアリーソード・オンラインは如何ですか？
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「やっと、やっと来た。俺はこの世界に来たんだ」と小さい声で言った。

「おっと、いけね、それじゃあ、智君達と合流するか」と言って、俺は集合先へ行った。

そこには２人の男女が居た。１人目は髪の色は黒で身長は１８０センチ位の男の子だ。２人目は髪の色はダークブラウンでそれなりに長い髪をポニーテールににしていた女子が居た。

「まさか！智君・賢ちゃん」と俺は２人に近ずいて、名前を呼んだ。

「甲、遅かったな」と智君が言ってきた。
「甲、今の俺達はキャラネームで呼び合うんだぞ。俺はシオンだ」と賢ちゃんも言ってきた。
「そ、そっか、俺はＫｏｕだ。よろしく」と俺が返した。
「そっか、コウか、変えなかったんだ。僕はサクヤだ。よろしくねコウ」と智君いわくサクヤも教えてくれた。

「よろしくな、サクヤにシオン」と俺は言った。

「それじゃあ、武器を見ようか。そう言えば２人はどの武器を使うつもり？僕は片手剣だけど」とサクヤは言ってきた。
「私は、曲剣かな、コウは如何するつもり？」と女言葉でシオンは聞いてきた。
「俺は槍と片手剣かな」と答えた。

「そっか、それじゃあ、武器を買いに行こうか」とサクヤが先導して歩いって行った。

それから直ぐに一軒やが在った。

「ここが武器屋なの？」と俺は疑問に思った。

「そうだよ、ここは結構良い武器が揃っているからな。それじゃあ、入ろうか」と言って俺の手をサクヤは握ってきた。

「こんにちは、武器を見たいんですけど良いですか？」と俺達は武器屋に入って行った。

「いらっしゃい、武器は勝手に見ていいよ」と言ったのがカウンターに居た、おっさんだった。

「それじゃあ、武器を買おうか」とシオンは武器を見る工程を飛ばした。

「え、見るんじゃないの？」と言ったらサクヤは答えた。

「ここの武器は全部１種類しかないんだよ。だから、見るだけ損なんだ」と俺に言った。

「そうなんだ、だったら速く買って戦いに行こうよ」と俺が言うとシオンとサクヤも頷いた。

「おっさん、片手剣を２本と曲剣を買うから出してくれ」とサクヤが言うとおっさんは何も言わずに言った武器を出して会計までした。

「はい、これがシオンの武器でこっちがコウの武器ね」と言って俺のアイテム画面からトレード画面に変わった。

そのトレード画面から俺の武器の片手剣が合った。俺は買った値段をトレード画面に乗せた。

「それじゃあ、この武器を使って戦いに行こうか」と言って俺達はフィールドに出た。

「これから、スキルを使って見せるから覚えてね」と言って目の前の猪みたいなモンスターに石を投擲した。その石の周りに黄色い光が纏っていた。その石は普通より早く飛んで猪に当たった。

「ふぎぁぁぁ！」と言いながら猪は俺達を襲ってきた。

だが、その攻撃はサクヤによって止められた。

「今のようにスキルが立ち上がるまで溜めてから一気に解放する感じかな」と言いながら猪を抑えている。

「分かった、やってみる」と言いながら俺は短剣を下に持ち構えたら、スキルが発動した感じかあったので俺はサクヤに目を合わせるとサクヤは猪を俺の居る方に蹴った。

蹴った猪は俺に向って走ってきたので俺はスキルを使った。
猪は俺の攻撃を喰らいＨＰが半分まで削ったので俺はまた猪に向かって攻撃した。
戦闘が終わると俺のアイテム画面に『ボアの肉』と『ボアの毛皮』がアイテム画面に追加されていた。

「お疲れ様、凄いよ、初見でスキルを使うなんてホントはもう少し掛かるかなって思っていたけどこれなら大丈夫だね。それじゃあ、僕達も１匹ずつ倒して行こうか」と俺を褒めてくれて自分達も戦う事にしたようだ。

それから、５時半まで俺達は戦闘をこなした。アイテム欄は『ボアの肉・１８個』と『ボアの毛皮・１２個』手に入っていった。智君と賢ちゃんは一度落ちるそうなのでここで俺達はまた明日を言おうとしたらシオンが「ログアウトボタンが無い」と言い出した。

「そんな筈無いだろう、メニュー画面から沿っていけばある筈だぞ」とサクヤは言った。

「サクヤとコウも見てみろよ！メニュー画面からログアウトボタンが無くなってる」と言ったので俺達はメニュー画面を出してログアウトボタンを探した。

「無いよ」と俺は簡単に纏めた。

「確かに無いな。これは何かあるな、ちょっと、コウにシオン、こっちに来い」とサクヤは言って俺達を呼んだ。

「これは何かがおかしい。普通はログアウトボタンが無くなって『ログアウト不能』何て事になったら今後のゲーム運営にも関わる一大事だ。この意味分かるか」とサクヤは俺達に聞いてきた。

「ログアウト不能は色んな意味で自分の会社の信用を落とす行為だからね。それにこの状況なら。普通は何はともあれ一度サーバーを停止させて俺達、プレイヤーを全員強制ログアウトさせるのが通常の措置だろ。なのに運営からは何の音沙汰も無い。これは何かあったのか」と言っている時にゴーンゴーンと大きな音がした後、俺達の体は青い光で包まれていた。

「な、何？智君！賢ちゃん！」と言ったが俺達は青い光に包まれてその場から居なくなった。

俺は光が消えた頃、すぐに周りを見回した。そして近くにサクヤとシオンが居た。

「サキア！シオン！大丈夫か！？」と俺は２人の心配をした。

「あ、あぁ、僕達は大丈夫だ。そっちは何とも無い？」とサクヤが聞いてきた。

「うん、大丈夫だけど、今から何が始まるのかな」と俺は不安な声で聞いた。

「それは、これから説明して貰えるらえるなら良いけど」とシオンが空を見やげて言った。

「そうだね、ここに居れば何が起こったのか分かると思うから、今は落ち着こうか」とサクヤは言った。

「そうだね、ごめん、取り乱した」と言って俺は落ち着きを取り戻していた。

その後、周囲のプレイヤーは「どうなっているんだ？」「やっと、ログアウトが出来るよ」などと言う声が聞えてきた。

(ホントにログアウト出来るのか、否、これは何だか嫌な予感がする)と俺は考えていたが「何だ、あれ」と言う声で俺は考えるのを止めてそっちらを見た。

俺が見たものは空が真っ赤に染まっていて『system(システム)　announce(アナウンス)』と言う文字が出た事だった。
俺は一瞬ビックリしたが直ぐにアナウンスがあるだろうと思い安心しようとしたが俺の嫌な予感は良く当たるから俺は用心していた。

そしたら、空から雫の様なモノが垂れて来た。俺達は何が何だか分からないでそれを見ていた。
その雫が流れ終わると空にローブを着た。顔の無いモノが出てきた。

俺の周囲のプレイヤーが「これがゲームマスターか」や「早くここから出せ！」などの声が聞えた。

だがその顔なしローブはそんな事は一切無視をしていた。

『プレイヤーの諸君。ようこそ、俺の作った世界へ』と言っていたが俺は何とか冷静に事を見ていた。
シラトとシオンも俺と同じ感覚だった、だったと思う。

『俺の名は忌葉和樹(いみはかずき)だ。今、この世界をコントロールできる唯１人の存在だ』

と聞いた俺は驚いたとばかりに目を見開いた。シラトとシオンも同じように驚いている。

(何故、ここに忌葉和樹(いみはかずき)が出て来たんだ？ログアウトさせるだけならこんな演出はいらない筈だ。なら如何して？否、ここで考えても意味がないここは大人しく聞こうか)と俺は考えを纏めて顔を空に上げた。

『そして、プレイヤーの諸君は、このゲームから自発的にログアウトすることはできない』

『プレイヤー諸君はもうログアウトが消失しているのを気付いているだろう、これはシステムエラーやバグ等ではない、とだけ言っておこうか。ログアウトボタンの消失はこの《フェアリーソード・オンライン》の本来の使用だ』と忌葉和樹(いみはかずき)は言った。

そこでは、俺達以外の一部のプレイヤーは言っている意味が分かっている様だった。だが、その他のプレイヤーは忌葉和樹(いみはかずき)の言っている意味が分からなかった様だ。

『この世界の脱出方法はこの《フェアリーソード・オンライン》の階層の１００層のボスモンスターを倒す事以外には無い。そして、この世界でＨＰ(ヒットポイント)がゼロになったらこの世界と現実世界で永久に目を覚まさない、それは俗に言うゲームオーバー＝死のデスゲームと言う訳だな』

「な、そんな事が出来るわけが無いだろう！」と何処からか声が聞えてきた。

その言葉が聞えたように次の言葉を発した。

『それではその事をお話しよう、このヘッドギアには脳から体へと信号が流れているのは知っているな。それを首から信号を塞き止めて五感を脳内に出作り上げている。この為、このヘッドギアが脳に送られる信号素子の高威力の電磁波が諸君らの脳を破壊するだろう』とここまで説明をした。

「何だよ、それ、それじゃあ、もし停電したら、俺達は全員死ぬって事かよ！」とシオンが大きな声で言った。

『詳細に言うと、３時間のネットワークの切断が行われた場合に脳を破壊する事だ。そしてこのことはメディアやマスコミなどを通して伝えられている。その為、ヘッドギアを取る行為限り無くゼロに近いだろう。だがその警告を無視してヘッドギアを取ろうとした者がいたが………そのプレイヤー達１４８名はこの世界と現実世界で命を落としている。そして、諸君らは自分の体は心配しなくても良い。３時間のネットワークの切断中に各病院に搬送されているだろう。そしてこれは俺からのプレゼントだ。アイテム欄を見てくれ』

と言ったら俺の右手は勝手にメニュー画面からアイテム欄までを開いた。周りを見渡すと俺と同じ事が起きている様だ。アイテム欄には鏡が入っていた。

「鏡？」と言ったら俺達は全員光がたった。俺はサクヤとシオンと見た、そしたら俺達は目を見開いていた。

「智君に賢ちゃん？」と俺はキャラネームで呼ぶ事も忘れて言葉を出した。

「「甲？」」と２人が同時に声を出したてサウンドエフェクタが切れていたが俺達はそれに気付く余裕はなかった。

「な、これはどういう事だよ！」と賢ちゃんが言っていたが。

「どうせ直ぐに答えが返ってくる」と言って俺は冷静に対処しようとした。

『諸君らは今、何故？と思っているだろう。これは大規模なテロか身代金目的の誘拐かと考えているだろうがそれは違う、何たって今、俺のしたかった事の１つはもう既に完遂した。この世界を作り・観察する事が俺がこのフェアリーソード・オンラインを作った本来の目的だからだ。それではこれにて、《フェアリーソード・オンライン》の公式チュートリアルと終了する。ではプレイヤー諸君はゲーム攻略に勤しんでくれ』と言ってアバターは消えて空も青い色に戻っていた。

とその直ぐ後「嫌ぁぁぁ～～！」と大きな声が聞えたと思ったらそれは周りに広がっていった。

「ここから出してくれ！」「嫌よ、ここから出して！」と言ったような声は周りから聞えてきた。

「甲、こっちだ！」と言って智が俺と賢の手を引っ張った。

それから少しして俺達は顔を合わせていた。

「甲と賢、私は次の町に行こうと思う。お前達も一緒に来い」

「忌葉和樹(いみはかずき)の言葉がホントなら。この世界で生き残る為には直ぐに次の町に行って。私達は自分を強化しなくてはならない甲と賢は重々承知だろうがＭＭＯＲＰＧはひたすら己を強化しないと死んでしまう、それに、システムが供給する、金と経験値は限りがある、それをより多く獲得した者が生き残れる世界だ。……それを考える奴は直ぐにこの《始まりの町》付近のフィールドを駆り尽くすだろうから、僕はこの町から次の町まで行こうと思う。お前達は如何する？お前達が取れる行動は３つ。１つ、僕と一緒に行くか。２つ、ここに残るか。３つ、ゆっくり攻略するか。この３だけだ。お前達は如何する？」と智は俺達に提示してくれた。

「俺は、姉ちゃんと行くよ」と賢は言った。
「分かった、すまん、こんな提案しか出来なくて。それで、甲は如何する？」
「お、俺は正直言うと恐い、自分が自分じゃない様な気がする。けど俺も一緒に行くよ」と俺も言った。
「無理なら、無理をしなくてもいいぞ」と優しく智君が声を掛ける。
「大丈夫だって、それに俺がゲームクリアを唯待っているだけだなんて絶対嫌だ。俺は俺の行ける所まで行くつもりだ、誰が何と言おうと、最悪、俺は１人でも行くよ」と俺は２人の目を見て言った。

「分かったよ、一緒に来る事を選んでくれてありがとう」と智君が言った。

「行こう」
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頑張って書いたのですがここはＳＡＯに似ているかも知れません。
もし良かったら、デスゲームへの説明の案を出して貰えば嬉しいです。