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KHBニュース

ボーリング調査 加美町が猛抗議で見合わせ

2014年10月24日12時37分

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指定廃棄物の最終処分場建設を巡って、環境省は県内3つの候補地でのボーリング調査に取り掛かりました。しかし、加美町では住民の猛抗議を受け見合わせています。環境省は24日午前8時半から3ヵ所一斉にボーリング調査を開始する予定でした。しかし、加美町では猪股町長や住民約40人が道路をふさぎ調査を阻止しました。環境省ではいったん見合わせることを決めました。

受動喫煙防止の最終案まとまる

2014年10月24日12時35分

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県の受動喫煙防止ガイドラインの最終案がまとまりました。県は受動喫煙を防ごうとガイドラインの策定を進めていて、23日開かれた検討会議で最終案が示されました。最終案では学校など子どもが利用する施設は敷地内を禁煙にすることや医療機関や官公庁など公共性の高い施設は建物内を禁煙にすべきだと定めています。また、飲食店や百貨店など不特定多数の人が利用する施設についても禁煙が望ましいとしています。座長を務める東北大学大学院歯学研究科の小坂健副研究科長は「ガイドラインが生かされるような環境を積極的に進めていくための大きな一歩」と話していました。ガイドラインは来月正式決定される予定です。

仙台うみの杜水族館 来年7月開業

2014年10月23日19時19分

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来年7月にオープンする仙台うみの杜水族館の展示内容が発表されました。学びながら楽しめる参加型の展示で東北の魅力を伝えます。宮城野区の仙台港背後地に建設中の仙台うみの杜水族館。23日は水族館の名称が正式に発表されたほか新たにロゴマークや展示内容も発表されました。三陸の海を再現した大水槽が展示されるほか生き物と触れ合うことができたりイルカやアシカなどのショーも楽しむことができます。また、「東北の海」が持つ魅力を伝えるコーナーも充実させます。三陸の海のコーナーでは市場や水揚げなどの漁に関する展示を行いながら名産品や観光について紹介します。漁協などと連携して学びながら楽しめる参加型の展示を行い、東北の海の魅力を伝えることにより水産業や観光業に貢献し、地域を活性化する狙いです。仙台水族館開発の布留川信行取締役は「東北の復興の象徴と位置づけている。地域の皆様と連携して地域の活性化に貢献できるそんな水族館を目指したい。」と話していました。仙台うみの杜水族館は来年7月にオープンする予定です。

宮城丸気仙沼入港 水揚げ

2014年10月23日11時54分

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県の海洋総合実習船「宮城丸」が、ハワイ沖での操業を終え気仙沼港に入港しました。今年度2回目となる宮城丸の航海。今回は宮城水産と気仙沼向洋高校の生徒あわせて26人がハワイ沖でマグロはえ縄操業の実習を行いました。23日は1ヵ月半の航海を終えて気仙沼港に帰港し、メバチマグロやキハダマグロなど、およそ6.4トンを水揚げしました。生徒は「陸上では味わえない生活を味わえた。(気仙沼は)落ち着くというか帰ってきたという感じ」と話していました。「宮城丸」の次の航海は1月中旬に行われる予定です。

小1男児タクシーにひかれて重傷 運転手現行犯逮捕

2014年10月23日11時53分

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22日、青葉区の交差点でタクシーが横断歩道を渡っていた男の子をはねる事故がありました。男の子は頭の骨を折る重傷で、警察は運転手の男を現行犯逮捕しました。事故があったのは青葉区上杉3丁目の市道交差点です。警察の調べによりますと22日午後6時ごろ交差点を左折したタクシーが横断歩道を渡っていた小学校1年生の男の子をはねました。この事故で男の子は頭の骨を折る重傷を負いましたが命に別状は無いということです。警察はタクシーを運転していた青葉区みやぎ台5丁目の佐藤光雄容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。現場は小学校付近の交通量の多い交差点で事故当時、男の子は母親と買い物をして自宅に帰る途中でした。警察は事故の詳しい状況を調べています。

指定廃棄物最終処分場 ボーリング調査より詳細に

2014年10月22日20時8分

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指定廃棄物の最終処分場建設について有識者らの意見交換会が開かれました。地面に穴を掘り地層を調べる「ボーリング調査」について、より詳しく調べるため、環境省の提案より掘削場所を増やすことで合意しました。意見交換会に参加したのは、候補地を選定した国の有識者会議の田中勝座長や、栗原市の候補地である深山嶽の地質に詳しい東北学院大学の宮城豊彦教授らです。参加者の一部は17日に現地を訪れていて、22日は具体的にボーリング調査でどこを掘削するかなどを議論しました。その結果、3ヵ所の掘削を提示した環境省の案に対し、より詳細に地層のデータを取るため1ヵ所増やし4ヵ所で行うことで合意しました。宮城豊彦教授は「地域の地形・地質の構造を出来るだけ正確に把握することが必要です。そのためにこの地域の場合、もう1ヵ所加えることが妥当であるという話になった」と話しました。有識者の意見交換は、ボーリング調査を行う条件として佐藤勇栗原市長が求めていたもので、22日調査に合意した事で近日中にボーリング調査が始まる見込みです。佐藤市長は、ボーリング調査は3つの候補地で同じ日に開始するよう求め、環境省も同意しました。また候補地だけでなく「周辺の地質も考慮する」との見解が会議で示されました。栗原市の候補地から2キロの地点には岩手・宮城内陸地震の大崩落地があり、選考に当たって大きな要素となりそうです。

東北大学病院にエボラなど対応の病床新設

2014年10月22日20時3分

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西アフリカなどで流行が続く「エボラ出血熱」、実は県内にはエボラ出血熱などの極めて危険性が高い病気の患者を受け入れて治療できる医療機関が現在ありません。東北大学病院が対応可能な病床を新設する方針ですが、完成は2年以上先となります。東北大学病院によりますと現在、解体作業中の南病棟の跡地に新たな診療棟を建設、その一角にエボラ出血熱やペストなど致死率が極めて高い「1類感染症」の患者に対応可能な病床を新設する予定です。完成は2017年3月で、ベット数は2となります。「1類感染症」の患者に対応するには、特殊な空調設備や隔離機能、専門医による24時間対応など感染の拡大を防止する国の基準をクリアする必要があります。手続き上は県が基準に適合するか確認して「指定医療機関」に指定します。「1類感染症」の指定医療機関は全国に45ヵ所ありますが県内には無く、県はエボラ出血熱などの患者が発生した場合の対応として、すでに指定医療機関のある福島・山形・岩手などに移送するケースを想定し、各県と協議を進めています。

大崎市など”世界農業遺産”候補とならず

2014年10月22日12時25分

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大崎市などが目指していた「世界農業遺産」の登録について、農水省の承認が得られず候補地としての選定は見送られました。「世界農業遺産」は、地域の伝統的な農業が育んだ文化や風景などを保全するために、FAO=国連食糧農業機関が認定しているものです。県内では、天然記念物のマガンなどが田んぼを餌場にする「水鳥を育む湿地としての大崎の水田農業」での登録を目指し、事前に候補地を選定する農水省が現地視察を行っていました。しかし21日開催された専門家会議で「マガンと地域農業との歴史的なつながりが分かりづらい」などと指摘を受け、候補地としての選定は見送られました。大崎市は「誠に残念。今後も選定を目指し取り組みを進めたい」としています。

全国一斉にLPガス災害訓練 

2014年10月22日12時24分

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災害時の安定供給を目的に、国内最大手のLPガス会社が全国一斉の訓練を行っています。この訓練はLPガスの国内最大手・岩谷産業が全国約80ヵ所の供給拠点で毎年行っているものです。若林区の訓練には災害時に設備の復旧に当たる「液化石油ガス整備士」の資格を持った約30人が参加しています。個別の家にボンベから直接供給されるLPガスは、配管が短く修理が簡単なため、災害などが発生した際に復旧が早いのが特徴です。ガスボンベに穴が開いたという想定の訓練では、木製のくいを使って穴を埋めた後、別のボンベにガスを移す手順を確認しました。この後LPガスの簡易調理機器を使った炊き出し訓練も行われます。

東舞根トンネル貫通式

2014年10月21日19時1分

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高台移転先へのアクセス道路として整備が進められています。県道気仙沼唐桑線「東舞根復興道路」のトンネルが貫通しました。21日に貫通したのは長さ293メートルの(仮称)東舞根トンネルです。21日は関係者約50人が貫通を祝いました。東舞根トンネルがある東舞根復興道路は、気仙沼市中心部から唐桑半島を結ぶ県道気仙沼唐桑線の一部約1.8キロです。高台移転先として整備が進められている東舞根地区の2つの団地へのアクセス道路として利用されます。また、東舞根復興道路はこの地区を襲った東日本大震災の津波よりも高い位置に造られていて、災害時の「避難道路」としての役割も担います。県気仙沼土木事務所の佐藤達也所長は「防災集団促進事業の高台移転のアクセス路を兼ねているので、一日も早く完成させたい」と話していました。住民は「道路が避難道ということもあるし、高さもあるので、津波に関してはだいぶ安心感がある」と話していました。東舞根復興道路の完成は再来年3月の予定です。