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ホンダ 6年後に市街地で自動運転車を10月24日 16時17分
「ホンダ」は、ドライバーがハンドルやアクセルを操作しなくても走る自動運転車が市街地でも走行できる技術の実用化を、6年後の2020年にも目指す計画を明らかにしました。
これはホンダが24日、都内で開いた自動運転技術の説明会で明らかにしたものです。
それによりますとホンダは先月、アメリカで高速道路で自動運転車を走らせる実験を始めたということです。
ホンダが開発中の技術は、カーナビゲーションシステムの技術と車に搭載したカメラやレーダーを組み合わせたものです。
会社によりますと、高速道路への合流や車線変更を自動走行で行う技術は、実用化に近い水準まで完成しているということで、近く一部の車種から導入を目指す方針です。
そのうえで、早ければ6年後の2020年にも比較的走行が簡単な場所の市街地で自動走行できる車の実用化を目指すことを明らかにしました。
自動運転車の開発を巡っては、高速道路での実用化をトヨタ自動車が2010年代半ばに、日産自動車が2016年末までに目指すとしています。
さらにアメリカの電気自動車メーカー、テスラモーターズも今月、開発への参入を明らかにするなど、各社の開発競争が一段と激しくなっています。