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“夜間スマホ”岡山県教委が利用制限へ10月24日 13時13分
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スマートフォンなどのサービスを巡って、いじめや学習への影響が問題になっているとして、岡山県教育委員会は、小中学生を対象に午後9時以降、スマートフォンや携帯電話を親に預けて利用しないようにするガイドラインを設けることになりました。
都道府県の教育委員会によるこうした取り組みは、全国で初めてだと言うことです。
岡山県教育委員会によりますと、県内の小中学校では、スマートフォンの無料通話アプリ「LINE」でのやり取りなどをきっかけに、いじめなどのトラブルが増える傾向にあるほか、夜遅くまで友人とやり取りをして自宅での学習時間が減り、学校の授業にも影響が出ているということです。
このため、県の教育委員会は来月、県内の小中学校の児童・生徒を対象に、午後9時以降、スマートフォンや携帯電話を親に預けて利用を制限するガイドラインを設けることになりました。
県の教育委員会によりますと、こうしたガイドラインやルールを市町村の教育委員会などが策定した例はありますが、都道府県の教育委員会が設けるのは、全国で初めてだということです。
岡山県内の市町村の教育委員会や学校は、今後、このガイドラインに基づいて細かいルールを作ることになっていて、県の教育委員会は、PTAなどとも連携して実効性のある対策にしたいとしています。