(cache) 株式会社メディネットの平成26年10月20日・21日付公表資料について - 木村佳司事務局ホームページ - 木村佳司による株式会社メディネットの企業価値の死守、最大化に向けて

株式会社メディネットの平成26年10月20日・21日付公表資料について

株式会社メディネットは、平成26年10月20日付で、「臨時株主総会における株主提案に対するInstitutional Shareholder Services Inc.の反対推奨について」、平成26年10月21日付で「臨時株主総会における株主提案に対するグラスルイス(Glass, Lewis & Co., LLC)の反対推奨について」と題する書面を公表しております。当該公表資料の内容は、議決権行使助言機関であるInstitutional Shareholder Services Inc.(「ISS」)及びGlass, Lewis & Co., LLC(「グラスルイス」)が木村の株主提案の内容やその背景を十分に理解しないままに発行したレポートの内容を、伊木体制が無許可かつ恣意的に抜粋しつなぎ合わせたものであり、株主の皆様の判断を誤らせかねない不当なものであります。
木村は、上記IRのみに留まらず、今回のクーデターを巡る伊木体制による一連の恣意的なIRの在り方に厳重に抗議するとともに、以下のとおり、考えを述べさせていただきます。

ISS及びグラスルイスは木村の株主提案の内容及びその背景を十分に理解していません

ISS及びグラスルイスは、木村側及びメディネット側の公表資料、並びに双方からのごく短時間のヒアリング結果のみを前提に、木村の株主提案に対する反対推奨を行っています(グラスルイスに至っては、木村に対するヒアリングすら実施しておりません。)。日本のバイオメディカル業界の状況(医療ビジネスの規制、認可事業、医療機関・監督機関との連携)、医療機関との取引・連携に関する実際のオペレーション、さらには、候補者の実績(最先端の上場バイオベンチャー企業の代表を歴任、厚生労働省での医療行政の最前線で活躍等)、再生医療新法及び改正薬事法制定における木村の貢献等について、ISS及びグラスルイスは自身で情報の収集・分析を何ら行うことなく、表面的な分析、結論に終始したものであります。よって、木村の株主提案や、メディネットが置かれている状況について十分な理解をせずになされた反対推奨であります。
例えば、メディネットのリリースより明らかとなっている部分に限っても、ISS及びグラスルイスのレポートは、現在の年間売上の9割以上を占める取引先である医療法人社団滉志会が木村への支持を表明している事実をどう評価するのか、という非常に重大かつ初歩的な論点についてさえ言及しておらず、重要な前提事実の認識を欠いていることは明らかです。

伊木体制によるIRは個人株主を欺くものであり上場会社として極めて不適切です

 そもそも、ISSやグラスルイスのレポートは、もっぱら機関投資家を対象として作成されるものであり、一般に公開されるものではありません。したがって、メディネット株主のほとんどを占める個人株主の皆様はその内容を確認することができません(木村自身、メディネットのリリースにより初めてグラスルイスのレポートの存在及び内容を認識しました)。そのような状況の中で、上記のようなレポートの問題点を隠し、メディネットに有利な内容のみを恣意的に抜粋して公表するのは、個人株主を欺くものに他ならず、極めて悪質といわざるを得ません。
また、ISSやグラスルイスのレポートは、あくまで木村の株主提案に対する議決権行使の判断のために作成されるものであり、伊木氏を社長とする現経営陣を積極的に肯定し、又は応援する内容ではありませんが、その点についても株主の誤解を招きかねない内容であり、不当であると考えます。
 上場会社が、株主総会に上程される議案について、ISSやグラスルイスの意見内容を、自ら積極的に公表することは極めて異例であり、メディネットにおいても、これまでそのような公表は行っておりません。それにもかかわらず、今回に限って敢えて公表する等、伊木体制によるIRに対する姿勢は、上場会社として公正であるべき情報開示からおよそかけ離れており、許容されるものではありません。なお、木村がISSに確認したところでは、ISSとして、メディネットに対してレポートの内容を対外的に公表することは許可していないとのことです。

今回のクーデターを巡る伊木体制によるIRは、いずれも客観的な根拠に基づかず、事実を自らに都合よく歪曲した形で公表することに終始しており、上場会社としてのメディネットの発信力を、自らの保身の目的のためだけに恣意的に利用しているものです。そのことは、「会社主張に対する反論はこちら(こちら)」及び「株式会社メディネットの平成26年10月18日付公表資料について(こちら)」をご確認いただければおわかりいただけるものと存じます。

 木村としては、上場会社であるメディネットがこのような残念でならないIRに終始するに至っている現状を心から情けなく思うとともに、株主の皆様には誠に申し訳なく、謝罪する次第です。

株主の皆様におかれましては、上記のほか、是非木村側からお送りした説明資料や、木村佳司事務局のウェブサイト(こちら)におけるご説明や株主説明会の様子(木村及び取締役候補者からの具体的説明)を御覧頂き、公正なご判断をいただけますようお願い申し上げます。
木村は、株主の皆様のご支援をいただき、断固戦って参る所存ですので、引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

木村佳司