税務調査の時期を漏えい 国税局職員を逮捕(10/24 05:55)
大阪国税局の税務調査担当者が、調査の時期を事前に知人に漏らしたとして逮捕されました。
伏見税務署に所属する上席国税徴収官・佐土原桜茂容疑者(48)は去年9月、京都市内の業者を調査する時期を、事前にこの業者が加盟する商工団体の元幹部にメールで漏らした疑いが持たれています。佐土原容疑者は1985年に採用され、主に所得税などの調査を担当してきた職員で、警察によりますと、この元幹部とは業務を通じた知り合いだったということです。警察は、この元幹部からも事情を聴くなどして、情報漏えいの経緯や金品の授受がなかったかなどについても慎重に調べることにしています。