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 大阪国税局伏見税務署の40代の男性職員が、税務調査に関する情報を知人に漏らした疑いが強まり、京都府警が23日、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材でわかった。容疑が固まり次第逮捕する方針。

 捜査関係者によると、この男性職員は、個人課税第2部門の上席調査官だった昨年、知人男性に税務署の税務調査が入る時期などを漏らした疑いがある。府警は、男性職員と知人との間で金品授受などがなかったかについても慎重に調べを進める方針。