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自民 農業、医療分野の規制改革に意欲10月24日 0時07分
自民党は、政府が成長戦略の柱と位置づける規制改革を後押しするために新たに設けた委員会の初会合を開き、稲田政務調査会長は、党内や業界団体に慎重論もある農業や医療などの分野の改革に意欲を示しました。
自民党は、規制改革を推進し経済の再生につなげるため、府省の枠を超えた横断的な取り組みを後押しする必要があるとして、新たに「規制改革推進委員会」を設け、23日、初会合を開きました。
この中で、稲田政務調査会長は「各分野に横ぐしを刺し、規制改革を推進していくため、党としても幅広い議論を行っていきたい」と述べました。
そのうえで、稲田氏は、JA全中=全国農業協同組合中央会の組織の見直しに関連して「法律で強固な権限を与えるより、自由で自主性のある制度にすることがそれぞれの農協の創意工夫につながる」と述べるなど、党内や業界団体に慎重論もある農業や医療などの分野の改革に意欲を示しました。
委員会では、今後、来年春の統一地方選挙もにらんで「女性が輝く社会」を実現するための方策なども議論し、政府に提言することにしています。