注 目 プロ野球ドラフト会議全指名選手

常葉菊川・桑原、9球団から調査書「緊張はない」

2014年10月23日6時0分  スポーツ報知
  • 平常心でドラフトを待つ常葉菊川・桑原

    平常心でドラフトを待つ常葉菊川・桑原

 プロ野球のドラフト会議が23日、東京都内で行われる。常葉菊川の桑原樹内野手(3年)には9球団から調査書が届いた。2年春と夏の甲子園で本塁打を放った大砲は「緊張はありません。当日が楽しみ」と、平常心で吉報を待つ。

 ドラフトを翌日に控えた22日。あいにくの雨でグラウンドが使えず、桑原は筋トレで軽く汗を流して練習を終えた。「緊張はないです。毎日グッスリ眠れています」と話す表情は晴れやかだ。

 森下知幸監督(53)が「遠くに飛ばす才能がある」と高く評価する、天性の長距離ヒッター。2年春のセンバツ初戦(対春江工)でバックスクリーンへ本塁打を放つと、夏の甲子園2回戦(対有田工)では右中間へアーチをかけて注目を集めた。それ以来、希望進路はプロ一本に絞ってきた。

 3度目の甲子園を目指した今夏は県4回戦で敗退。それだけに「指名を受けて、今まで支えてくれた方々を喜ばせたい」と、桑原は言葉に力を込める。100メートル6秒0の俊足も大きな武器。「内野安打が取れることもプロでは力になると思う」と活躍を誓う。

 23日は3年生ナインと一緒に校内で待機する予定。仲間と喜びを分かち合う。(里見 祐司)

ドラフト候補
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