疑惑発覚からわずか5日目にスピード辞任した小渕優子衆院議員(40)。安倍首相も小渕氏本人も“大臣辞任”で幕引きにするつもりだが、野党は簡単に終わらせる気はない。小渕優子氏は、来週中にも“議員辞職”する可能性が囁かれている。
辞任会見で「私自身、分からないことが多すぎる」「なぜ、こうなっているのか」と、まるで“他人事”“被害者”のような発言を繰り返した。
しかし「政治資金収支報告書」の収入と支出のつじつまが合わず、総額5000万円以上のカネの行方が分からなくなっているのだから、「私自身、わからないことが多すぎる」では済まされない。
しかも、「政治資金収支報告書」に記載されていた代表者、会計責任者、作成担当者の5人は“名義貸し”だった。有権者にモノを贈ることは公選法で禁じられているのに、地元有権者にワインを贈っていたことも発覚。連日、新たな疑惑が見つかっている。