10月23日から26日まで日本科学未来館で開催されているDIGITAL CONTENT EXPOで、紙の上にペンでサラサラ書くだけで電子回路ができてしまう不思議なペン「AgIC」に出会いました。
市販の紙に、さらさら〜っと回路図を書いたらもう完成。ペンで書いた回路の上にボタン型電池とLEDを載せ、紙を曲げてボタン型電池のもう一方の面にインク部分をくっつければLチカ(=LEDを点滅させること)ができます。
この魔法のような「AgIC」は、ゴマの1万分の1以下の銀粒子を加工して作られたもの。同じような取り組みは既にいくつかありますが、このインクは他のものに比べさらさらしているため、PCなどから出力した複雑なデータを印刷することも可能です。
応用として、例えばガーデニングや畑の管理に使うことも可能。雨が降ったらセンサーが反応し、さらに土の状態を観測することで水やりのタイミングや量などを調整できるとのこと。アプリと連携して土の状態を通知すれば、さらに活用の幅が広がります。
これは、東京大学大学院 情報理工学系研究科とAgICとの共同開発。すでに商品化もされており、「AgIC 導電性インクマーカー」は1200円、「AgIC 回路プリンタ」は6万円(税別)で購入することができます。
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