武藤来季も東京でプレー 独代理人視察も
海外から注目を集め始めている日本代表FW武藤嘉紀(22)が、来季も東京でプレーする方針を固めていることが23日、分かった。今季12得点目を決めた22日の広島戦には、複数の海外エージェント(代理人)が視察に訪れていた。今オフに海外オファーを受けてもおかしくない中、クラブ関係者によると15年開幕を東京で迎える方向で調整している。今季残り5試合で、新人最多得点記録(13点)が期待される。来季も東京での勇姿が見られそうだ。
15年シーズンを戦う東京の顔は、やはり武藤だ! クラブ関係者の話によると、武藤が今オフの海外移籍は封印して来季も東京でプレーする方針を固めていることが、明らかになった。東京とは複数年契約を結んでいるものの、Jリーグや代表で活躍する姿に海外からの注目度は広がる一方。22日の広島戦にもドイツ人エージェントのトーマス・クロート氏(55)ら複数の海外代理人が視察し、周囲は騒がしくなってきた中で、武藤ファンにとっては朗報だ。
いつ海外クラブから熱烈オファーが届いてもおかしくない。ベネズエラ戦(9月9日)でアギーレジャパン1号をマーク。順当に招集された14日のブラジル戦で、途中出場からドリブル突破を図るプレーは、0-4という完全劣勢の日本にとって一筋の光だった。国際的に注目されるブラジル戦で存在感を示す一方、浮かれずに自身の足元をしっかり見つめていた。
ネイマールのように世界のトップを肌で感じ「まだまだ自分自身成長しなければいけない。日々の練習からしっかりやっていかないと」と、超一流との壁も実感した。プロ1年目ながら、新人離れした成長曲線を描きつつ、今後の進路を深く考えるきっかけになった。まだまだ東京でやるべきことがあると感じ、来季もJで成長していく。
今季の新人王最有力に挙げられる。まずは新人最多得点記録の達成がかかる。23日は室内での回復メニューに努めた。前日広島戦で打撲した右足は青紫色に腫れているが、武藤のメンタルは充実している。「広島に勝って雰囲気も変わった。G大阪でも続けて勝つために点を取りたい」。ラストスパートを仕掛ける。
[2014年10月24日6時49分 紙面から]
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