【F東京】セカンドチーム構想!16年にもJ3に参戦
2014年10月24日6時0分 スポーツ報知
F東京が、J3にセカンドチームを参戦させる構想を持っていることが23日、分かった。複数の関係者によると、早ければ16年シーズンにも実現する見通し。今後正式決定に至れば、チーム運営に必要な環境面を整備し、参入への備えを進めていくことになる。
セカンドチームは“常勝軍団”への着実な一歩。G大阪にもU―21世代のセカンドチームを持つ構想があるが、F東京は年齢制限を設けない。「大卒1年目の選手なども含め、幅広く有望株の出場機会を確保して強化につなげたい」(関係者)からだ。控え組に多くの出場機会を確保できれば、主力組との力量差も縮まる。競争激化で、クラブ史上初のリーグタイトル獲得につなげたい考えだ。
若手育成へのメリットも大きい。クラブは、自国開催の20年東京五輪を見据えた強化にも力を入れている。別の関係者が「ユース選手も使っていくことになるだろう」と明かすように、下部組織の有望選手を“飛び級”で招集。J3で経験を積ませるなど柔軟な運用も可能だ。充実の強化策で、戦力底上げを図っていく。