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口永良部島新岳 8月と同程度の噴火も
10月24日 1時19分

口永良部島新岳 8月と同程度の噴火も

ことし8月に34年ぶりに噴火した鹿児島県の口永良部島の新岳について、専門家などで作る火山噴火予知連絡会は「噴煙活動などが続いており、今後もことし8月と同じ程度の噴火が発生する可能性がある」という検討結果をまとめました。

専門家などで作る火山噴火予知連絡会は23日午後、気象庁で定例の会合を開き、日本各地の火山活動について検討しました。
このうち、鹿児島県の口永良部島の新岳は、ことし8月3日に34年ぶりに噴火したあと、新たな噴火は発生していませんが、山頂の火口や西側の割れ目から噴煙がやや活発に上がり続け、今月7日と8日に行った現地調査では、南西側の斜面で新たな噴気が確認されました。
また、二酸化硫黄の放出量は1日当たり200トンから500トンと噴火前より多い状態が続いています。
こうしたことを受けて、火山噴火予知連絡会は「噴煙活動などが続いており、今後もことし8月と同じ程度の噴火が発生する可能性がある。引き続き噴火に伴って飛散する大きな噴石や、火砕流に警戒が必要だ」という検討結果をまとめました。

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