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昭和天皇実録を訂正=天皇陛下が指摘―宮内庁

時事通信 10月23日(木)16時21分配信

 宮内庁の風岡典之長官は23日の定例記者会見で、9月に公開した「昭和天皇実録」の1960年7月1日の記述のうち、東宮御所での皇太子妃(現在の皇后さま)と徳仁親王(現在の皇太子さま)について詠んだとした昭和天皇の和歌は、実際には同年8月6日の那須御用邸での情景を詠んだ和歌だったと訂正した。
 和歌は「山百合の花咲く庭にいとし子を車にのせてその母はゆく」。この和歌についての新聞記事を読んで疑問に思われた天皇陛下から、風岡長官に指摘があったという。
 風岡長官は「(担当者が)そのときの御製(和歌)と思い込んで書いてしまった」と説明した。公刊本を出版する際に修正するという。 

最終更新:10月23日(木)18時11分

時事通信

 

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