米失業保険申請件数:4週移動平均が14年ぶり低水準
10月23日(ブルームバーグ):米労働省が発表した失業保険統計によると、過去1カ月間の失業保険申請件数の平均が14年ぶり低水準となった。
週間の新規申請件数より変動の少ない4週移動平均 は28万1000件で、これは2000年5月以来の低水準。前週は28万4000件だった。
先週の新規失業保険申請件数 (季節調整済み)は前週比1万7000件増の28万3000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は28万1000件だった。
ファースト・トラスト・ポートフォリオズの副チーフエコノミスト、ロバート・スタイン氏は「労働市場は改善が続いている」とし、「10月の雇用統計でも堅調な雇用者数の伸びが示されるだろう」と続けた。
失業保険の継続受給者数は11日までの1週間で前週比3万8000人減って235万人と、2000年12月以来の低水準。
原題:Jobless Claims in U.S. Over Past Month Drop to 14-Year Low(1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Victoria Stilwell vstilwell1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net千葉 茂
更新日時: 2014/10/23 23:27 JSTニュース一覧
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