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政治

韓中FTA 早期妥結急がず=韓国高官が示唆

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の文在ド(ムン・ジェド)第2次官は23日、記者団に対し、中国との自由貿易協定(FTA)交渉について、「妥結の時期も重要だが内容も重要だ」との考えを示した。また、韓中FTA交渉の次回第14回会合についてはまだ日程が決まっていないとして、「国益を最優先する」と強調した。

 中国は来月北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせての交渉妥結を希望しているが、韓国側は国益を最大限確保するため急がないとの立場を示したものとみられる。韓国政府の公式の立場は年内の早期妥結に向け努力するというものだ。

 先月の13回会合では投資分野で進展があったものの、主要争点となっている商品分野では意見の相違があった。現在、実務協議が続けられている。

 文氏はまた、韓国とオーストラリアのFTAについて、日本とオーストラリアの経済連携協定(EPA)より先に発効できるよう、国会の早期批准を促した。オーストラリアは韓国と4月にFTAの、日本と7月にEPAの締結に関する署名をそれぞれ済ませている。日本政府は10日にEPAについて国会の承認を求めることを閣議決定しており、年明けにも発効する見通しだ。

ikasumi@yna.co.kr