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●過去最高 43.7% (10/22 18:58)
 来年春、卒業を予定している高校生の就職状況。先月末現在の内定率は43.7%と資料が残っている1993年以降最高となっている。
 青森労働局が先月末現在でまとめた高校生の就職内定者数は県全体で1641人。
 率にすると43.7%で、去年の同じ時期を7.2ポイント上回った。
 これは資料が残っている1993年以降では2008年の40.0%を上回り、過去最高の出足となっている。
 また県内の内定率は29.6%、県外は62.5%といずれも過去最高。
 青森労働局は建設業や医療・福祉などの求人が好調で、ここ数年採用を控えていた企業からの求人も増えていることが要因と分析している。
 来月八戸市で開かれる就職面談会では100社以上が参加を決めるなど県内企業の採用意欲は高いとみられ、青森労働局は今後も積極的な求人開拓を進める方針。



●9年ぶり1回方式 (10/22 18:56)
 9年ぶりに2回から1回に変わる県立高校の来年度の入試の募集人員が決まった。平均倍率は今年度とほぼ同じと見られており、県教育委員会は入試制度の変更に伴う影響は少ないと見ている。
 県教育委員会は22日臨時会を開き、来年度の県立高校の入学試験の募集人員を決めた。
 それによると来年3月に卒業する中学生は1万2665人で、前の年より591人減る見込み。
 このため県立高校全日制の募集人員は380人少ない9005人と決めた。
 岩木高校と八戸北・南郷校舎の募集を停止し、7つの学校で学級を減らす。
 また2度不合格になった受験生の精神的負担などを考え、2006年度から前期と後期の2回に分けて行われてきた試験を1回にする。
 平均倍率は今年度とほぼ同じ水準と見られ、県教育委員会は入試制度の変更に伴う影響は少ないとみている。
 9年ぶりに1回となる県立高校の入学試験は来年3月10日に行われる。



●世界遺産・白神に触れる (10/22 18:54)
 ことし制定された「山の日」を記念した森林教室が西目屋村で開かれ、参加した人たちが世界遺産・白神山地の自然に触れた。
 森林教室は東北森林管理局がことし制定された8月11日の「山の日」を記念して開いたもので、2人の外国人を含む22人が参加した。
 参加した人たちはブナ林散策道から5.6キロ先の暗門の滝をめざしながら、ひとつひとつの木が水を蓄え、たくさんの生き物を育むブナの森の仕組みなどを学んだ。
 暗門周辺の紅葉は今が見ごろで、川沿いの遊歩道は鮮やかな錦の衣に包まれている。
 落差26メートルの第三の滝は21日までの雨で水量が増し、外国人たちを圧倒した。
 8月11日の山の日は再来年、2016年から祝日となる。



●薬局が健康支援 (10/22 18:52)
 短命県返上に向けた「健康情報拠点」。県薬剤師会は今月から県内263の薬局で県民の高血圧や認知症の早期発見をめざす取り組みを始めた。
 これは県薬剤師会が22日県庁で会見を開き発表した。
 それによると県民の高血圧や認知症の早期発見をめざす「健康情報拠点」に指定されたのは県内にある586の薬局のうち、県の委託を受けた263の薬局。
 263の薬局では今月10日から無料で利用者の血圧を測り、高血圧の場合は薬剤師が病院の受診を勧めている。
 また「物の名前が出てこなくなった」などといった質問の回答をチェックし、認知症の早期発見に取り組んでいる。
 県薬剤師会では集めた血圧などのデータを弘前大学に提供し、県民の健康づくりに役立ててもらうことにしている。



●農水相 「高く評価」 (10/22 18:50)
 西川公也農林水産大臣は青森県内の港を国際物流の拠点にする県の戦略を「高く評価している」と述べ、国としても協力していく考えを示した。
 これは22日開かれた衆議院の農林水産委員会で青森1区選出の津島淳代議士の質問に答えたもの。
 県のロジスティクス戦略は津軽海峡を活かし、県内の港を国際物流の拠点にする取り組み。
 県産の農林水産物の流通拡大をはかりながら、将来的には北日本の産品を県内から世界の市場に送り出すことをめざしている。
 一方、国も2020年までに農林水産物の輸出額を1兆円に倍増させる目標を掲げている。
 西川農林水産大臣は国の取り組みと方向性が一致する青森県の戦略を高く評価し、協力していく考えを示したもの。



●合同訓練 連携確認 (10/22 11:58)
 全国の消防で組織する緊急消防援助隊の北海道東北ブロックの合同訓練が22日から県内で始まり、参加した機関が連携を確認している。
 訓練は津軽南部を震源とするマグニチュード7.1の内陸型地震が発生し、弘前市付近で震度6強を観測し、建物や道路、それに住民などにも甚大な被害が発生したという想定で行われた。
 参加したのは北海道東北ブロックの緊急消防援助隊をはじめ、警察や自衛隊などの関係機関から1000人を超えている。
 県の災害対策本部室では緊急消防援助隊の応援を総務省消防局に要請したり、適切な応援をすばやく組む連携の手順などを確認していた。
 弘前市ではビルから負傷者を救助したりするなど訓練は23日まで続く。



●最優秀賞を報告 (10/22 11:54)
 重い障がいを持つ子どもたちの治療や生活支援を考える学術集会の研究発表で最優秀賞に輝いた青森市の福祉施設の職員たちが、三村知事に受賞を報告した。
 三村知事に報告したのは青森市にある県立あすなろ療育福祉センターの看護師たち。
 センターの看護師3人は、今月2日から徳島県で行われた重症心身障害療育学会の学術集会で入所者が快適に過ごせるように職員全員でオムツの処理の仕方を徹底したことなどを発表し、最優秀賞の読売賞を受賞した。
 三村知事は「職員一丸となって取り組んだ結果が評価されたことはうれしいこと」と話し、受賞した職員たちを称えていた。



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