韓国、南北境界線そばの「クリスマスツリー」を解体
2014年10月22日 20:18 発信地:ソウル/韓国
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×韓国、南北軍事境界線近くの金浦(Gimpo)の丘に立つ鉄塔をクリスマスツリーに見立てたイルミネーションの点灯式で、警備にあたる韓国軍兵士(2010年12月21日撮影)。(c)AFP/KIM JAE-MYUNG
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【10月22日 AFP】韓国政府は22日、北朝鮮側からの強い反発を招いていた、北朝鮮との軍事境界線近くの丘に立つ、クリスマスツリーに見立てて過去にイルミネーションが点灯されていた鉄塔を解体したと発表した。
解体されたのは、軍事境界線から3キロ離れた韓国軍が管轄する丘に設置されていた高さ20メートルの鉄塔で、クリスマスシーズンには民間団体が最上部の大きな十字架を含む電飾の飾り付けを行っていた。これまで北朝鮮側は塔の解体を繰り返し要求し、過去には砲撃すると脅したこともあった。
韓国国防省は解体の理由について、建設から43年が経過し鉄塔が安全でなくなってきたと説明した。「(解体の)決定は南北関係とは無関係で、安全性が主な理由だ」と国防省報道官はAFPに語り、解体作業はすでに8月に始まっていたと付け加えた。「新設する計画はない」と同報道官は述べた。(c)AFP
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