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21 Oct 2014 21:51

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「愛国歌」歌えない外国人の韓国籍取得を拒絶することが合法 韓国裁判所が判決―韓国メディア

XINHUA.JP 10月17日(金)12時41分配信

韓国人と結婚した中国人女性が、韓国籍の取得を申請した際に「愛国歌」が歌えなかったことで不許可となったことを不服として起こした裁判で、韓国ソウル行政裁判所が原告敗訴の判決を下した。16日付で韓国KBSワールドラジオが伝えた。

この中国人女性は韓国人と結婚し、韓国籍の取得を申請したが、審査対象である「愛国歌の歌唱」など複数の項目で不合格となり、韓国籍の取得は許可されなかった。中国人女性はこれを不服として、韓国法務部を相手取り、不許可の取り消しを求める訴えを起こしたが、ソウル行政裁判所は「韓国政府の決定は法律に符合している」として、原告敗訴の判決を下した。

中国人女性は「面接官の公正性に問題があった」と訴えていたが、裁判所は「公正性に欠けていたという証拠がない」とこれを退けた。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

最終更新:10月17日(金)12時41分

XINHUA.JP