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【エボラ出血熱】
セネガルで終息宣言 WHO、新たな感染者なし
世界保健機関(WHO)は17日、西アフリカ・セネガルでのエボラ出血熱の流行が終息したと正式に宣言した。同国では8月下旬、隣国ギニアから入国した男子学生の感染が確認されたが、その後新たな感染者は出ていなかった。
WHOは、ナイジェリアについても20日に終息宣言できるとみている。ただリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国では依然として感染が拡大しており、WHOは引き続き警戒を強めている。
WHOは17日の声明で「感染を終わらせるための(セネガルの)努力をたたえたい」とした。(共同)