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【エボラ出血熱】
エボラ死者、3千人突破
【ベルリン=宮下日出男】西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)は26日、疑いを含む感染者の死者が23日時点で3091人に上ったと発表した。9月5日に2千人を超えてから3週間足らずで新たに死者約1000人を計上したことになり、感染拡大の勢いは衰えを見せていない。
集計によると、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガルの5カ国で感染者が6574人に到達。このうち死者はリベリアで1830人、ギニア648人、シエラレオネ605人、ナイジェリア8人に上った。
WHOの専門家チームはすでに感染者数が11月初めに2万人を超える恐れがあるとの論文をまとめ、米疾病対策センター(CDC)は来年初めに最大140万人に上るとも推計。国連安全保障理事会は18日、エボラ熱が「国際社会の平和と安全に対する脅威」との決議を採択し、国際社会の対応を促している。