記事詳細
【エボラ出血熱】
二次接触者に感染拡大 ナイジェリア
エボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカのナイジェリアのチュク保健相は22日、国内初の感染者に直接接触していない二次接触者2人の感染を確認したと明らかにした。AP通信などが伝えた。
ナイジェリアでは7月にリベリアから到着した米国籍の男性が空港で倒れ、隔離後に死亡。新たに感染したのは男性の治療に当たった医療従事者らの配偶者2人という。
これまで男性に直接接触した11人の感染が確認されていたが、その11人からさらに感染が広がったことで、追跡調査と感染者の隔離が困難になる恐れが出てきた。
ナイジェリアでの感染者は計14人で、うち5人が死亡した。(共同)