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【エボラ出血熱】
越入国のナイジェリア人を感染疑いで一時隔離
国営ベトナム通信によると、同国南部ホーチミンの保健当局などは、19日にホーチミン国際空港から入国したナイジェリア人2人が発熱症状を示したことから、一時隔離措置を取った。
ベトナム保健省によると、24時間の監視でエボラ出血熱に関係するような異常な症状は認められず、発熱もなくなったため、隔離をやめることを決めた。今後21日間は病院外で慎重に経過を観察するという。
2人はドーハからカタール航空機でホーチミンに着いた。保健省は同じ航空便で2人の近くに座った乗客らに、最寄りの医療機関に出向くなどするよう勧告していた。(共同)