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【エボラ出血熱】
ベトナム当局、入国の際、発熱のナイジェリア人2人を隔離
ベトナム保健省によると、同国南部ホーチミンの保健当局などは19日、ホーチミン国際空港から入国したナイジェリア人2人が発熱症状を示したことから、隔離して検査を始めた。国営ベトナム通信が報じた。
ナイジェリアはエボラ出血熱の感染者が広がっている西アフリカの4カ国の一つ。2人は18日に同国を出国、ドーハからカタール航空機で19日にホーチミンに着いた。発熱のほかに症状はないという。
保健省は同じ航空便で2人の近くに座った乗客らに、最寄りの医療機関に出向くなどするよう勧告したという。(共同)