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【橋下市長VS在特会】橋下市長と桜井会長の応酬 舛添要一都知事が不快感「公人は礼儀作法、品格があった方がいい」

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【橋下市長VS在特会】
橋下市長と桜井会長の応酬 舛添要一都知事が不快感「公人は礼儀作法、品格があった方がいい」

会談を前に握手する東京都の舛添要一知事(左)と韓国の朴槿恵大統領=7月25日、ソウルの青瓦台(AP)

 東京都の舛添要一知事は21日の記者会見で、大阪市の橋下徹市長と「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長が、デモで民族差別をあおるヘイトスピーチ問題を巡り、怒号を応酬したことについて、「あまり見たくない映像でしたね。カメラも回っている。皆さんが見ている。片方は公人ですから、やはり礼儀作法というか、品格があった方がいいのではないでしょうか。『お前』とか『あんた』とかいうような言葉づかいは、私はあまり愉快な感じがしませんでした」と述べ、不快感を示した。

 また、舛添氏はヘイトスピーチに関しては、「相当問題がある。言論や表現の自由はあるけれども、一つの民族や一つの国家に対して、そういう言辞を弄するということは、国際社会が相いれないところであります」との見解を示した。

 そのうえで、舛添氏は「(東京五輪が開かれる)2020年までには都民、国民の良識で自然になくなっていくと、そういう状況を望みたいと思います」と述べた。

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