2014-10-21

執着を手放して生きると楽

特に何か言いたい訳じゃないけど、メモとして書き出す。

社会人5年目。入社当時の話を思いだしてみる。

 入社後しばらくして仕事楽しいと思えた頃、いきなり自動車事故が増え、会社へ向かう途中に訳も無く涙があふれ、オフィスの扉を開けられない、席につけば涙が止まらないという状態が続いた。仕事は大好きだったので、全く理由が分からなかった。しかし、自動車事故でシャレにならない経験しかけて、断腸の思いで数ヶ月ほど会社を休んだ。ただ、無理をしようと思えばほんの数日くらいは働けそうだと思ったが、それも長くは続かずにある日突然ぱったりと起き上がれなくなる自分が簡単には想像できた。

 その後、緊張の糸が切れたかのようにいきなり数ヶ月ほどの寝たきりとなる。一日の大半を寝て過ごすようになった。服薬はしていなかったが、起き上がれないし、目を覚まそうという気力がなかったので、なすがまま寝た。当時、何も言わなかった両親には感謝をしている。

 少しずつ起きている時間が増えて、「あー暇かも」と思う日が続いたので、会社に戻った。部署異動となり復職後、最初の一週間は2時間勤務。次の週は、4時間勤務。という風に少しずつ伸ばしていった。最初の数週間は、時短で働いていても毎晩帰ってくるとぐったりして使い物にならなかったが、2ヶ月もすればアフター5で買い物したり、友達お茶できるようになった。

 新しい部署の人たちは、挨拶をすれば返事が返ってきたので、それだけで気持ちがよかった。それだけでよかったのに、思いやりがあり、ユーモアな仲間に恵まれた。また、仕事量は気を使ってもらっているんだろうなと思いつつ、仕事内容は自分しかできない内容で面白いことばかりさせてもらえた。成果も目に見えるように出た。前の仕事も楽しかったが、次の仕事面白かった。ぽんぽーんと評価されていった。

 前いたところでは、いじめ?と言われるものがわけではない。スーツジャケットがハサミで切り刻まれていたかと思ったら、二着目は捨てられたと同期から聞いた。転職案内が、その先輩からメールで送られてきていたが、誰にも言わずスルーしていた。その人は、上司でも教育係でもなかった。

 当時も今も、あまり憎む気もないが、1つ気になることがあるとすれば、どうしてその人は、そういったことをしたんだろう?ということだ。グローバルグループの中でも、その人は営業成績が五本の指に入る。まず日本では、誰もその人を営業成績で抜かすことはできない。なのに、どうしてその人は、1年目の人間いじめていたんだろう?単に自分に自信のない人だったのかもしれない。

もし、なんかいま困ってる人がいて何かのヒントになればと思って書いてみた。こういうキャリアもありますよ。

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