今日は仕事で、大須付近で一日講習を受けてきました。近かったんで、昼休みにぶらっと大須を散歩。
大須の由来
さて、大須を知らない人のために、由来なんかを教えてうぃき先生。
大須(おおす)とは、愛知県名古屋市中区中心部の地名。名古屋の代表的な商店街の1つである。
なるほどなるほど。以下まとめ。
元々は岐阜羽島らへんにあった「真福寺寶生院(大須観音)」が徳川家康によって移転され、現在の形になったんですね。万松寺というのも大須の一角にあるんですが、それは織田信秀によって丸の内から移転されたとのこと。へー。
中村区にあった中村遊郭も元は大須にあったんですね。今はそんな感じはしないけど。戦中にはアメリカの爆撃によってほぼ壊滅。まぁ名古屋の今の都心は爆撃によってほとんど焼失してますからね(久屋大通や若宮大通のような100m道路が整備されたのもそのため)……って閑話休題。
戦後は百貨店が立ち並んだ栄に客が取られたんですね。電気街として名古屋では認知されていたんですが、いわゆるオタク街としての側面もあるのは東京の秋葉原と同じ。でも、大須は秋葉原よりもっと雑多な感じですけどね。「人類みな兄弟を実感できる街」ってだれうま。
近年、全国各地の商店街が衰退・縮小する中で、再生し更なる発展を遂げた稀な例である。そのためか、日本各地の商店会組合や連合などの団体が年間を通して多く視察に訪れている。
なのだとか。確かにいつ来てもスゴイ人なんだよな。
さて、大須観音
門。
門の外から右に視線をやると凄いデザインの建物が。手前の王将で今日は昼ごはんをいただきました。
本殿。今日は平日と言うこともあってあんまり人いませんね。休日は観光客を中心に結構賑わってるイメージがあります。
そのかわり鳩がいっぱい。
鳩用のエサが50円で買えます。ただし、取り出したらすぐ扉を閉めること。開けっ放しにしたらえらいことになりそうです。
大須観音の歴史。画像拡大したら読めるかも。
では、散歩開始。
この図で言うと、「観音通」から「万松寺通り」を抜けて、万松寺ビルの中の参道を通り抜けて大津通に出て、「赤門通り」を通って帰還、というコースで歩きました。
「観音通」の中。結構人がいます。
名古屋ではなぜかよく見る(たぶんKING観光のせい)イメージのあるAMEMIYA。冷やし手羽先はじめましたー♪ってちょっと気になるやんか。
「大須のコメ兵」で名古屋では有名な「コメ兵」(リユースデパート コメ兵)の「名古屋本店カメラ楽器館」。この辺で楽器探すなら、コメ兵か栄パルコの島村楽器かスカイルの石橋楽器が一番手っ取り早い。コメ兵は中古でたまに掘り出し物があったので、行くとテンションが若干上がります。
こっちが名古屋本店。
おっと名古屋のソウルフード「スガキヤ」じゃないか!
名古屋のソウルフードについて、ハロルド作石先生は「RIN」の中で「小倉&ネオマーガリン」って仰っているけど、ぼくは断然「スガキヤ」だと思うなー。なんてったって宮地佑紀生さんが宣伝してるんだぜ! もっとーたべてみやーちー!(名古屋の人にだけわかるネタ)
万松寺ビル内を通る「参道」。献血から美容室、はては沖縄雑貨屋まである、雑多な大須の中でもさらに雑多な一角となっている。
公式サイトによれば、「このビル内に設置されている参道は、東の大津通広場から西の新天地通カラクリ広場までを連絡する全国に類のない都市計画参道(通路)」とのこと。へー。
大津通り沿いにあるビルの壁面にへばりつく、金の龍。結構インパクトある。
今回写真は撮ってないけど、大津通り沿いには、その道の人には有名な「コムロード」から、品揃えが完全に大須仕様になっている「三洋堂書店」、名古屋名物みそカツで有名な「矢場とん」なんかがある。
ちょっと裏道へ。大阪イカ焼きに台湾から揚げ、キムチにチャンジャってもうこれわかんねえな。
さて赤門通りの方へ行くと、こっちには「まんだらけ」に、イラストレーターズグッズショップ「キミドレ」、「GOOD WILL」と、ちょっとサブカル的な匂いが。北側の方がなんか電気街っぽい感じがします。
道端でゲームも出来る。1グループ1時間まで……ってどんだけやるねん。
赤門28まつりってなんだろ?と思って検索してみたらこういうの(毎月28日:お祭り・縁日:大須商店街公式ホームページ「アット大須」)らしい。
このAKBっぽいのは「OS☆U」というご当地アイドルグループです(OSU official web site - 名古屋・大須の超絶元気発信アイドル「OS☆U」公式サイト)。全国的にはどの程度認知度あるんだろうか。
こんな感じで
さんぽ終了。かなり駆け足で回ったので、全部で30分もかかってません。今度はもうちょっとゆっくり来れる時に来よう。
名古屋を観光するのであれば、やはり大須は外せません。ぜひ大須でゆっくりしてみてください。ではでは。