成長期限定ユニット・さくら学院が、10月22日にニューシングル「ハートの地球(ほし)」をリリースする。
2014年度第一弾となるシングルは、グループ初となるDVDシングルとしてリリース。「ハートがつながっていれば地球は1つ」という思いがタイトルに込められた、キュートでガーリーなさくら学院流メッセージソングに仕上がった。
今年の夏は、グループ内の部活動としてスタートし、今や世界レベルのアーティストとなったBABY METALの菊地最愛、水野由結が不在の中でTOKYO IDOL FESTIVAL2014に出演するなど、これまでにない経験をしたさくら学院。メンバーには、この夏の活動を振り返ってもらうのと同時に、10月25、26日に行われる「さくら学院祭☆2014」をはじめとした、今後の活動への意気込みを聞いた。(取材・文/豊田隆二)
---2014年度第一弾シングル「ハートの地球(ほし)」が、いよいよリリースされます
菊地:今回の曲は、「My Graduation Toss」以来となるTommy february6(作詞)さん、Shunsaku Okuda(作曲)さんのお二人に作っていただきました。さくら学院の絆が詰まっている曲だと思います。だから、2014年度1発目の曲がこの曲ですごく良かったな。9月27日のディファ有明で初披露したんですけど、2部の時には、もうポンポンを持ってくださる父兄さんがいて感動しました。
磯野:メルヘンな曲だし、ソロパートとかも一人一人の個性に合わせて歌わせてもらってたりするので、その部分にも注目して欲しいです。
---どのあたりに個性が出てる?
磯野:自分だと「どういう時に泣くの?」という歌詞。卒業式で泣かない伝説を作っているので、そこかなって。
菊地:え?泣いてなかったっけ?
磯野:泣いてないです。
菊地:泣いてた!(笑)
磯野:裏では泣きました。でも、そんな大号泣ではないので泣かない伝説は続いてます(笑)
山出:私のソロの「こどもじゃない!」っていう歌詞の所では、まだこどもではあるんですけど、さくら学院に入って2年目だし、少しは大人になったよっていうところを分かって欲しいなと思います。
---大人に近づいたと思うところは?
白井:転入生にアドバイスしたり、あと、寮の扉をちゃんと閉めるようになったよね。
山出:今までもちゃんと閉めてたよ~。
白井:去年はしてなかったよ。
山出:去年は扉のしまりが悪かったの!
磯野:あと、マイ枕を持って来なくなったよね。
山出:うん。枕カバーは持ってくるけど、枕は持ってこなくなりました(笑)
大賀:歌詞にも個性が出てるんですけど、振付も面白いです。ポンポンを組み合わせて階段を作ったり、2番の「ご機嫌取りのピエロが」という歌詞の所では、自分なりのピエロのポーズをしてます。
---大賀さんのピエロはどんなポーズ?
大賀:肩にお花を乗せて固まる感じで、右上を向いて考えてる風のポーズをしています。
---みなさんもピエロをやっていると
田口:はい。私は右上を指差して、あっちの方を向いてます。先生から「何か食べてるの?」って言われました(笑)
---そのポーズの意味は?
田口:う~ん、止まってって言われたから止まっただけ(笑)
---特に深い理由はない(笑)
山出:あと、めぐのがとても個性的です。一番ピエロっぽいんですよ。
岡田:そう?その時ちょっとお腹痛くて、お腹をさすってたらそういうポーズになったの。それが一番いいの?(笑)
---そこは特に注目ということで(笑)。あとはポンポンを使っての人文字とかかな?
白井:最初みんなでハートを作って、最後のポーズで◯(まる)を作って地球を表現したんですよ。ハートがつながって地球になることを表しています。
野津:正面から見てちゃんとできてても、横から見ると全然違うように見えちゃうんですよね。だから、ポンポンの距離のとり方とかを校舎内で研究しました。