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厚労相 アスベスト訴訟で和解に応じる考え
10月21日 19時34分

厚労相 アスベスト訴訟で和解に応じる考え
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塩崎厚生労働大臣は、午後7時から記者会見し、今月9日に最高裁判所がアスベストによる健康被害に対する国の責任を初めて認めたことを受け、早期の解決を図る必要があるとして、この裁判の原告と和解に応じる考えを示しました。

かつて大阪南部にあったアスベストを扱う工場で働き、健康被害を受けた人たちが、国に対して起こした2つの裁判で、最高裁判所は今月9日、国の規制が遅かったとして国の責任を初めて認める判決を言い渡しました。
この判決で、2つの裁判のうち、一方は、原告の勝訴が確定しましたが、もう一方は、賠償額の算定をするため2審をやり直すことになったため、原告が早期の救済を求めて、国に和解に応じるよう求めていました。
これについて塩崎厚生労働大臣は記者会見で「最高裁判所で国の責任が認められたが、長い間の裁判でご苦労をおかけした原告の皆様に重ねておわび申し上げる。特に亡くなられた原告もおり、大変申し訳ないかぎりだ」と述べ、早期の解決が必要だという認識を示しました。
そのうえで塩崎大臣は「できるだけ早く原告に面会しておわびし、和解を進めていきたい」と述べ、近く原告団と直接面会し、謝罪の気持ちを伝えるとともに最高裁判所の判決に沿った和解に応じる考えを示しました。

「国は誠実な対応を」

国が和解に応じる方針を示したことについて、原告弁護団の村松昭夫弁護士は「最高裁判決前から早期の謝罪と解決を求めていたが、判決を受けて国が重く受け止めたのであれば歓迎したい。ただ、裁判中に亡くなられた原告がいることを考えると、もっと早い救済と対応を国にしてほしかったというのが、偽らざる原告の思いだ。大臣にお会いさせていただくときには、原告代表に心のこもった誠実な対応をお願いしたい。また、泉南地域には、アスベストの除去など積み残された問題があり、国が積極的に対応することを期待したい」と話しました。

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