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モスクワの空港で事故 石油大手CEOら死亡
10月21日 14時17分

モスクワの空港で事故 石油大手CEOら死亡
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ロシアの首都モスクワの空港で、離陸しようとしていた小型ジェット機が滑走路上で除雪車と衝突し、乗っていたフランスの石油大手「トタル」のCEO=最高経営責任者ら4人が死亡しました。

モスクワのブヌコボ空港で20日深夜、離陸しようとしていた小型のビジネスジェット「ファルコン50」が滑走路上で除雪車と衝突しました。
ロシアの捜査当局によりますと、この衝突で小型ジェット機の乗客乗員合わせて4人全員が死亡したということです。
事故についてフランスの石油大手「トタル」は21日、声明を発表し、「深い悲しみとともにCEO=最高経営責任者のドマルジェリ氏の死亡を確認した」として、3人の乗員と共にドマルジェリ氏が死亡したことを明らかにしました。
ロシアのメディアによりますと、ドマルジェリ氏はロシアで開かれていた投資フォーラムに参加したあとフランスに戻るところだったということです。
また、ロシアのメディアは事故当時、空港付近は霧で見通しが悪かったと伝えており、航空当局の事故調査委員会が、なぜ滑走路上に除雪車があったのかなど、詳しい事故の原因を調べています。
「トタル」は世界有数の石油会社で、ロシア北部のヤマル半島でLNG=液化天然ガスの開発プロジェクトに参加しています。

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