ＡＫＢ田野優花＆ＮＭＢ梅田彩佳がＷ合格、宮本亜門氏「落ちる理由がない」

ＡＫＢ４８グループのメンバーが参加したミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」の主役オーディションの最終審査が行われ、ＡＫＢの田野優花（左）とＮＭＢの梅田彩佳が合格。演出家の宮本亜門氏が審査後、２人を祝福＝東京・六本木（写真：サンケイスポーツ）

　ミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」のＡＫＢ４８グループメンバーによる主役オーディション最終審査が２１日、東京都内で行われ、ＡＫＢ４８の田野優花（１７）とＮＭＢ４８の梅田彩佳（２５）が合格した。

　増田有華（２３＝卒業）が合格した２０１２年に続く２度目の実施で、演出家の宮本亜門氏（５６）が「落ちる理由がない」と異例のＷキャストで２人を選出した。

　オーディションは７月から行われ、最終審査は応募者１０８人の中から６人が参加。歌とダンス、芝居を披露した。

　発表の瞬間、梅田と田野は手で顔をおおって感涙。前回、最終で落選した梅田は「２年前に見られなかった景色が見られる」。今春、初ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」のヒロイン役で経験を積んでおり、１５歳のドロシーを演じることには「若々しくなるように頑張ります」と笑った。

　ミュージカル初出演の田野は、ダンスに秀でたチームＫの若手注目株。「夢がかなう。梅田さんと切磋琢磨（せっさたくま）したい」と喜んだ。来年３月８〜２２日に東京国際フォーラムホールＣで上演。大阪、名古屋、福岡でも上演。