香港・マカオ（つづき）
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現在の香港・マカオは5つの勢力によって支配されています。
①中国返還後の香港で台頭した中国共産党の息が 掛かった赤い客家資本 ②ロスチャイルド財閥に仕えて中国返還前の香港を 代理支配した客家資本 ③ロスチャイルド財閥系のユダヤ人と客家のハーフの巨大資本 ④ロスチャイルド財閥系のユダヤ資本 ⑤ロイド=バークレイ財閥系のキリスト教資本 続編
つづき
②のロスチャイルド財閥に仕えて中国返還前の香港を 代理支配した客家資本について、何財閥の話が長引いて、 李嘉誠が起こした現在の香港最大財閥の李財閥家と、 不動産王の李兆基の李一族、海運王の包玉剛の包一族、 霍英東の霍家、あと、リー＆フンを支配するフン兄弟に ついても重要なので言及しておく。まず、東亞銀行を 創設した李佩材が始祖である香港四大家族の1つの李家と、 李嘉誠が起こした現在の香港最大財閥の李財閥家、不動産王の 李兆基の李一族は親戚ではない。しかし、李嘉誠と李兆基は どちらも香港最大クラスの不動産王である。 結論から先に言ってしまえば、香港最大財閥の創始者である
李嘉誠と、海運王の包玉剛は、共に、サスーン財閥家が 設立した香港上海銀行の重役経験者で、リー＆フンを経営する フン兄弟の弟のウィリアム・フンは、香港上海銀行の親会社の HSBCホールディングスの社外取締役を務めている。つまり、 やはり、ここまで、香港四大家族の何財閥家と利財閥家が、 香港上海銀行の幹部、ないしは、出身者であると述べたが、 李嘉誠と包玉剛とウィリアム・フンも同じ香港上海銀行の仲間 なのだ。香港上海銀行には、後で詳しく述べるが、他にも、 ⑤のロイド=バークレイ財閥系のキリスト教資本である、香港の 空の支配者で、キャセイ・パシフィック航空を傘下に置いて いるスワイヤー・グループの経営一族のスワイヤー財閥家が、 個人筆頭株主となっていたり、また、香港の海の支配者で、 ジャーディン・マセソンの経営一族のケズウィック財閥家の 人間も、香港上海銀行の重役室にいたことも重要である。 ②のロスチャイルド財閥に仕えて中国返還前の香港を
代理支配した客家資本として、需要なのが、李嘉誠と 包玉剛と霍英東の3人だろう。李嘉誠は、香港最大の 企業集団である長江実業グループ創設者兼会長という、 現代の香港の最大富豪で、フォーブスの世界長者番付では、 毎年、10位付近に入っている大物客家である。そんな、 李嘉誠が、かつては、香港上海銀行の副会長を務めていた ことは記憶すべきことであろう。また、李嘉誠の息子の 李沢楷は、衛星放送局のスターTVや香港最大の通信会社の PCCWを創設したメディア王であったが、李沢楷は、スターTVを ユダヤ人メディア王のルパード・マードックに売却している。 ルパード・マードック いた客家のウェンディ・デンという女と結婚している。 包玉剛は、もう他界して、この世にはいないが、包玉剛は、
ワールドワイドシッピングを開業した海運王で、やはり、 香港上海銀行の重役を歴任している。再三に渡って、 香港上海銀行の重要性を書いてきましたが、何故、香港に おいて、香港上海銀行が重要かというと、香港ドルの発券銀行が、 サスーン財閥が創設した香港上海銀行と、ベアリング財閥が 支配したスタンダードチャータード銀行、中国銀行の3行だから である。包玉剛は、スタンダードチャータード銀行の方にも、 オーストラリアの大富豪ジェームズ・ホームズアコートと共に、 共同副会長になっている。スタンダードチャータード銀行は、 山口組の2次団体である五菱会系のヤミ金融グループによる マネー・ロンダリング事件に深く関与していたではないか。 霍英東についても言及しよう。霍英東は簡単。霍英東は、
スタンレー・ホーのカジノ・ビジネスのパートナーである。 以上。スタンレー・ホー、李嘉誠、霍英東、この3人は親友。 董浩雲の孫の霍啟山は、香港映画女優のチャン・ツィイー (章子怡)の元カレ、董浩雲の孫の霍啟剛は、オリンピック 飛び込み美人女子選手の郭晶晶の元カレだ。香港の客家では、 あと、OOCLの創設者で海運王の董建華、新鴻基地產を経営する 郭3兄弟、華懋集團の会長で不動産女王の王如心、世茂房地產の 社長の許榮茂も抑えておいた方が良い。董建華は、中国返還後の 香港の初代行政長官、郭3兄弟の郭炳江は、香港四大家族の 李家が支配する東亞銀行の幹部でもある。香港富豪は、海運王と 不動産王、阿片成金、この3つがやたらと多い。 さて、次の項目に進もう。④のロスチャイルド財閥系の
ユダヤ資本であるが、これは、最初に登場したサスーン財閥家が 最も有名である。最初はベアリング財閥家の東インド会社が、 全世界の海と麻薬の流通を支配したが、徐々に、麻薬の利権は、 サスーン財閥のサスーン商会と、サスーン財閥のライバルだった ジャーディン・マセソン商会、アメリカのラッセル一族と ボストン貴族が支配したラッセル商会、イギリスのデント商会に 移っていくわけですが、その中でも世界最凶、人類史上最悪の 麻薬王だったのがサスーン財閥家の始祖デイヴィッド・サスーン です。サスーン一族の繁栄も終わるのですが、サスーン財閥家の 麻薬利権は、世界各地域のゴロツキに分配されます。サスーン家 から、麻薬利権を引き継いだのが、台湾の蒋介石、香港の何財閥、 スワイヤー一族、そして、ゾロアスター教徒でありながらインド 最大の財閥であるタタ一族である。没落後、サスーン一族は、 バハマに移住した。サスーン一族こそ、イギリスと中国の間で 起きたアヘン戦争の最大の黒幕であった。 ⑤ロイド=バークレイ財閥系のキリスト教資本では、やはり、
香港の空の覇者であるスワイヤー財閥家が最有力だろう。 スワイヤー財閥家は、香港上海銀行の個人筆頭株主であったし、 スワイヤー・グループの傘下には、キャセイパシフィックがある。 スワイヤー財閥の当主でキャセイパシフィック航空の社長だった ジョン・K・スワイヤー、そのジョン・K・スワイヤーの妻が、 ロイド=バークレイ財閥の令嬢のジュリエット・R・バークレイ である。ロイド=バークレイ財閥とは、ロイズTSBを設立した サンプソン・ロイドのロイド家と、バークレイズを創業した バークレイ家の血族サークルから成るイギリスのキリスト教系の 巨大財閥である。サンプソン・ロイドの娘のレイチェル・ロイドが 嫁いだ先が、バークレイズを創業したジェームズ・バークレイの 兄弟のデイヴィッド・バークレイである。 それから、香港上海銀行の重役室には、香港の海を支配する
ジャーディン・マセソンの経営一族のケズウィック財閥家、 この一族こそ、中国返還前の香港の最高権力者、これまで 登場した大物すべてのボスである。ジャーディン・マセソンの 出身者には何財閥の始祖である何啟東(ロバート・ホー・トン・B)、 坂本竜馬を操った明治維新の黒幕でフリーメイソンの会の トーマス・ブレーク・グラバー、内閣総理大臣を務めた吉田茂の 義父である吉田健三、安田財閥の実力者である安田弘がいる。 ケズウィック財閥家のチッペンデール・ケズウィックが、 ハンブローズ銀行の会長を務めていたが、ハンブローズ銀行の パートナーが、イタリアのトリノ・サンパオロ銀行であった。 トリノ・サンパオロ銀行の子会社のシシリー銀行は、イタリアの マフィア組織であるコーサ・ノストラのご用達銀行であった。 これ以上の説明はいらんだろ。以上。 香港に逃れた中国国民党の国民革命軍の中将だった葛肇煌は 14K(香港三大マフィアの1つ)を創設し、国民革命軍の少将だった 向前は新義安(香港三大マフィアの1つ)を創設した。何啟東の 息子の何世禮は国民革命軍の大将、青幇の首領の杜月笙は 国民革命軍の少将、14Kの創設者の葛肇煌は国民革命軍の 中将、新義安の創設者の向前は国民革命軍の少将。新義安は 1980年代から1990年代にかけて、香港映画界の支配権を 掌握した。ちなみに、香港映画『ゴッド・ギャンブラー』 などで知られる映画監督の向華強は、新義安の創設者である 向前の息子であり、彼自身も新義安の有力者であった。最近、 ジャッキー・チェンの息子で歌手のジェイシー・チャンが 大麻で逮捕されましたけど、ジャッキー・チェンの一族もまた 中国国民党であった。ジャッキー・チェンの父親の陳志平 (別名：房道龍)は中国国民党のスパイで、ジャッキー・チェンの 母親の陳莉莉は麻薬の売人(アヘンの運び人) でした。 以上。香港は、これだけ覚えておけば十分。講義、終わり。 |
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2014/10/16(木) 午前 11:27
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2014/10/16(木) 午前 0:39
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2014/10/16(木) 午前 0:24
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2014/10/13(月) 午後 4:47
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2014/10/4(土) 午前 1:50
おきたい一族がある。それは、香港島の電力を支配するユダヤ系
財閥のカドゥーリ家である。カドゥーリ家は、金塊王のモカッタ
一族や、嘆きの壁を修復したモンテフィオーレ家を通して、ユダヤ
王のロスチャイルド家とは遠い親戚である。カドゥーリ家は、
中電控股有限公司の重役を務めた電力王で、中国の最高指導者の
��小平を支持していた有力者でした。マイケル・カドゥーリは、
李嘉誠が支配するハチソン・ワンポアの取締役を務めている