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【ゴルフ】

松山英樹が2週連続トップ10入り 石川遼は28位

2014年10月21日 紙面から

◇シュライナーズホスピタルOP<最終日>

最終ラウンド、16番でイーグルを決め、ガッツポーズの松山英樹=TPCサマリンで(共同)

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 ▽19日、米ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(7255ヤード、パー71)▽晴れ、気温31度、弱風▽賞金620万ドル、優勝111万8000ドル▽71選手

 【ラスベガス(米ネバダ州)テッド・ムース】日本勢2人が大暴れした。24位で出た松山英樹(22)=レクサス=は1イーグル、3バーディーで66をマークし、通算13アンダーの10位。開幕2週連続でトップ10入りした。また、石川遼(23)=カシオ=は後半で4連続を含む6バーディーを奪いハーフ30をマーク。この日67と伸ばし、通算10アンダーの28位で終えた。27歳のベン・マーティン(米国)が通算20アンダーでツアー初優勝。

 前週の開幕戦で3位と好調に滑り出した松山が、最終日をノーボギーで5つ伸ばし、2週連続ベスト10入りした。16番パー5で3日連続となるイーグルを奪うと、珍しくガッツポーズを決め、キャディーともグータッチで喜んだ。

 ドライバーでフェアウエーに運び、残りは190ヤード。高地にあるコースのため、通常より5%ほど飛距離が伸びるとされていたが、ここで手にしたのは8番アイアンだった。鋭く振り抜いた弾道は、一直線にピンに向かい、2・5メートル下にぴたり。本人も「なかなかない当たり」と満足の一打だった。

 立ち上がりは前日に引き続いてパッティングに苦しんだが、8番で7メートルのバーディーを決め、流れに乗った。12番で1・5メートル、15番では2メートルをズバリ。18番では4メートルがカップの縁で止まったが、インは13パット。それでも本人は「後半は入ったけれど、感覚がよくない。むしろ入っていない前半のほうがストロークは良かった」と満足はしなかった。

 2週連続でベスト10入りし、「今のままでもシードを取るくらいだったら全然問題ない。これだけショット力があればシードは取れる」という。だが、この2戦とも上位には入ったが、優勝争いはできなかった。「優勝とかメジャーで勝つには、今のままのパッティングでは絶対に勝てない。それはやっている本人が一番分かっている」と、自分を見失うことはなかった。

 次週は休み、一時日本に帰国。滞在中は休養とトレーニングに専念し、CIMBクラシック(30日〜11月2日、マレーシア)と世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ(同6〜9日、中国)のアジア2連戦に出る。その後は日本ツアーのダンロップフェニックス(同20〜23日、宮崎)にも出場が決まっている。

 

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