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【芸能・社会】

岩下志麻VS米倉涼子 「ドクターX」で火花散る共演

2014年10月16日 紙面から

第3話で、露出が高い米倉の手や足をステッキでたたく岩下志麻(左)と「痛いんですけど」と応じる米倉涼子

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 テレビ朝日系ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(木曜午後9時)の第3話(23日放送)に岩下志麻(73)がゲスト出演し、米倉涼子(39)演じるヒロイン未知子と激しい火花を散らす。岩下は医療ドラマ初挑戦となる。

 米倉と岩下は、今年8月のフジテレビ系スペシャルドラマ「アウトバーン」で初共演し、意気投合。前作は立場を超えて友情で結ばれた刑事(米倉)と中国人マフィアのボス(岩下)の役だったが、対照的に今作では一匹おおかみの外科医VS伝説の看護師として真っ向から対立する。

 岩下が演じるのは、かつて看護師の地位向上のために戦い、医療界で一目置かれる「日本看護師連合会」会長の三原雅恵だ。意外にも、岩下は長い女優人生で、一度も医師も看護師も演じたことがないという。

 着物をビシッと着込み、ドラマではほとんど見せたことがないメガネをかけて、物語の舞台「国立高度医療センター」に乗り込み、米倉のむき出しの腕や足を「出し過ぎ!」とステッキでバシバシたたく岩下。その迫力は、米倉も「さすが“極妻”と思わず心の中で叫んじゃいました」というほど。

 実は私生活では2人はメル友。岩下は「明るくサバサバしていて、とてもチャーミングで気持ちのいい方」と米倉に好意を抱いているが、だからこそ距離を取ることを提案。事前に米倉に「今回は撮影の合間は仲良くできないわね」とメールし、現場では雑談せず、あえて離れて座ったとか。

 「米倉さんとお話ししていると、うっかり笑顔になっちゃいますから(笑)。その甲斐あって、対決のシーンではピリッとした空気が出せたのではないかしら」と岩下は手応えを語る。

 対する米倉は「岩下さんから『仲良くない役だから、現場でベタベタしないわよ』とご提案をいただいたのですが、そこから真摯(しんし)に役と向き合う姿勢も感じられ、未知子として遠慮なくぶつかっていくことができました」と大先輩の女優魂に感謝した。

<第3話あらすじ> 国立高度医療センターに伝説の看護師・三原雅恵(岩下)が現れ、子宮頸(けい)がんを患った孫娘・奈々子(森田彩華)の手術を依頼する。未知子はがんを完全切除するため、骨盤内臓の全摘出を提案、しかし、その術式では人工肛門と人工ぼうこうは避けられない。本人の希望で子宮以外の臓器は温存することになったが、納得できない未知子は雅恵に再び全摘出を提案。孫の人間としての尊厳を考える雅恵は、未知子の提案を全面的に拒絶する。

 

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