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【芸能・社会】

反町 農業で村救う NHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」

2014年10月16日 紙面から

NHKの連ドラ初主演で、農作業に打ち込む職人かたぎの人物を演じる反町隆史

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 俳優の反町隆史(40)が、来年1月31日から放送されるNHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」(土曜午後9時、全5回)で主演を務める。反町はNHK連続ドラマ初主演。「ハゲタカ」などを生んだ土曜ドラマ枠だけに、反町は「骨太な作品になればいいな」と撮影に励んでいる。

 黒野伸一さんの原作をドラマ化。舞台となるのは、関東地方の山深く囲まれた人口50人ほどの小さな集落「止村(とどめむら)」だ。

 市町村合併後、病院もバスも廃止に向かい、消滅寸前の限界集落と化した。そこで農家の人々や都会から来た経営コンサルタント、ワーキングプアの若者らが団結。村唯一の産業「農業」で一丸となって村を再建する姿を描く。

 反町が演じる大内正登(まさと)は、無口で不器用で、生真面目な職人かたぎの人物。20代のころ有機農業に挑戦したため多額の借金をつくり、両親と娘を置いて村から東京へ逃げたという設定だ。13年後に父が亡くなり、帰村する…。

 原作の主人公は経営コンサルタントだったが、ドラマ版は生産者目線から制作。撮影は9月にクランクインし、山梨県を中心に進められている。反町は農家の役は初めてとなるが、つなぎ姿で農作業に打ち込む姿が妙になじんでいるとか。

 もともと釣りが趣味でアウトドア派なだけに、反町は「普段の生活では接することのない、さまざまな農作業の機器に触れられることも男心がくすぐられる。楽しみの一つ」と現場を満喫。

 「普段自分たちの口に入る野菜が、どうやって作られているのか、また日本の農業が抱える後継者問題をはじめとしたさまざまな現状の課題、それらを、少しでも多くの人に知ってもらえるような骨太な作品になればいいなと思います」と作品をPRしている。共演は谷原章介(42)ら。

 

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