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小渕氏後援会の会計責任者「名前貸しただけ」
10月21日 12時22分

小渕氏後援会の会計責任者「名前貸しただけ」
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小渕前経済産業大臣の政治資金を巡る問題で、「観劇会」を開催していた後援会の会計責任者の男性がNHKの取材に対して「収支報告書の中身については詳しく分からない。自分はあくまでも名前を貸していただけという認識だ」と述べ、政治資金収支報告書のチェックが不十分だったことを認めました。

「小渕優子後援会」など2つの政治団体が毎年、開催していた「観劇会」を巡っては政治資金収支報告書に記載された収支が大きく食い違い、平成24年には収入、支出とも記載されていませんでした。
「小渕優子後援会」の会計責任者の78歳の男性は、NHKの取材に対し、「自分は毎年1回、収支報告書の一部について領収書を突き合わせて確認し、署名となつ印をしていただけで報告書の詳しい中身は分からない」と述べ、チェックが不十分だったことを認めました。
そのうえで、「自分はあくまでも名前を貸していただけという認識だ。毎年、会計責任者を代えてくれと言っているが、代えてもらえない」と述べました。
後援会と共に観劇会を開催していたもう一つの政治団体でも収支報告書の作成担当者の男性がこれまでの取材に対し、「頼まれて名義を貸した可能性がある」と話しています。
この問題では小渕氏の元秘書で、群馬県中之条町の折田謙一郎町長がこれらの団体の収支報告書をすべて自分がチェックし、作成していたことを明らかにし、20日辞表を提出しています。

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