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【サッカー】

ベローナ戦2ゴールの本田に高評価 伊紙が軒並みチーム最高8〜7.5点つける

2014年10月21日 紙面から

 【ベローナ(イタリア)酒巻陽子】19日の敵地ベローナ戦でイタリア・セリエA移籍後初の1試合2得点を上げたACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が20日、伊紙「レプブリカ」からチーム最高の8点評価を受けるなど、各メディアから軒並み高評価を受けた。本田自身もチームを3−1の勝利に導いたことを「うれしい」と喜び、インザキ監督らの評価もうなぎのぼりだ。

 ベローナ戦で2ゴールを挙げ、チームを勝利に導いた本田を、伊各紙は軒並み高く評価した。

 8点評価の「レプブリカ」は「今季6ゴールで得点ランキングトップに浮上、パスの精度も抜群」と絶賛。同じく8点を付けたスポーツ紙「コリエレ・デロ・スポルト」も「出場7戦で6ゴール。しかもPKを含まないという得点力で想像を絶する飛躍」とチームにフィットせず、不完全燃焼に終わった昨季からの急変に言及しつつ、高く評価した。普段は本田に手厳しい同「ガゼッタ・デロ・スポルト」も「経験豊富な選手らしくゴール前で決して焦ることがない。本田の活躍でミランは欧州CL出場も視野に」とやはりチーム最高の7・5点を与えた。

 その本田はベローナ戦後、「代表で結果を出せなかったので、ほっとしています。自分のゴールで勝てたことはうれしい」。日本代表のジャマイカ戦(10日・新潟)では相手GKとの1対1の絶好機でループシュートを外したが、この日はほぼ同様のフリーの場面で冷静に決め「(フリーだと)考えすぎて外すことがよくあるが、今回は考えすぎずにスペースに素直に蹴った。反省が生かされたからだと思う」と納得の表情を浮かべた。

 首脳陣の本田評もうなぎ上りで、インザギ監督は「(チームの)3点目は彼の実力。同僚を生かす献身的な動きもできる」。昨季からの変わり身については「彼の能力を生かす起用を模索してきたが、4−3−3の右FWが適しているのではないか」と分析した。スタンドで観戦したガリアーニ副会長も「昨季の雪辱を果たすかのようなプレー。全ては彼の努力のたまもの」と目を細めるばかりだった。

 

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