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【プロ野球】

大谷、粘投12K 最終戦は回避

2014年10月20日 紙面から

延長11回表2死満塁、中島が勝ち越しタイムリーを放ち、拳を突き上げ喜ぶ大谷(中)(潟沼義樹撮影)

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 日本ハムはCSファイナル最終戦を大谷抜きで戦うことになった。大谷本人は「出たい。準備はしている」と話すが、栗山監督は「ありません。今日の球を見ると使いすぎだったと反省。これ以上負担はかけられない」ときっぱり否定した。

 登板間隔は中7日と開いていたが、打者で4試合出場してから中1日での登板だった。最速は158キロでも疲れは明らかだった。6安打中5安打がストレートを打ち返された。前回登板のCS初戦でも先制点を取られた魔の2回に、死球を挟む4連打で4点失った。

 そこで、3回を境に変化球の割合を約45%から約70%に増やした。「今まではダメでも自分の変化球に信用がなく真っすぐで行ってたが、今日はフォークやスライダーで空振りが取れた」。そこから無失点に抑え、新境地を開いた。

 「2回に悪い形で4失点して申し訳ない投球だったけど、ホントによく追いついてもらった」

 大谷自身は野手に感謝しきりだったが、ここまで投打でフル回転。後はチームを信じて、日本シリーズのプレー機会を待つ。 (竹村和佳子)

 

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