仏トタルCEOが事故死、モスクワで航空機が除雪車と衝突
2014年10月21日 12:44 発信地:モスクワ/ロシア
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×フランスの石油大手トタル(Total)のクリストフ・ドマルジェリ(Christophe de Margerie)最高経営責任者。仏パリ(Paris)近郊で(2014年8月28日撮影)。(c)AFP/ERIC PIERMONT
【10月21日 AFP】(一部更新)ロシアの首都モスクワ(Moscow)のブヌコボ(Vnukovo)国際空港で21日午前0時(日本時間同5時)ごろ、フランスの石油大手トタル(Total)のクリストフ・ドマルジェリ(Christophe de Margerie)最高経営責任者(CEO)が搭乗していたプライベートジェット機が除雪車に衝突し、同CEOが死亡した。同社が21日、発表した。
ブヌコボ空港当局は声明で、パリ(Paris)に向けて離陸準備中だった、仏ダッソー(Dassault)社製のファルコン(Falcon)型ビジネスジェット機が20日午後11時57分(日本時間21日午前4時57分)、除雪車と衝突し、乗客1人と乗員3人の全員が死亡したと発表した。事故当時の視界は350メートルだったという。モスクワでは20日、今季初の降雪が観測されていた。
タス通信(ITAR・TASS)もまた、航空当局筋の情報として、ドマルジェリ氏とフランス人乗員3人の計4人が死亡したと報じている。(c)AFP