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午前４時半ごろ、Ｘバンドレーダーの本体を載せたトレーラーが厳重な警備の中、石川県の自衛隊基地から京都府京丹後市のアメリカ軍の通信所に運び込まれました。

Ｘバンドレーダーは、長さおよそ１３メートル、重量およそ３４トンで、アメリカ本土を攻撃する弾道ミサイルを捉える高性能レーダーです。Ｘバンドレーダーについては、一部の地元住民らが電磁波による健康被害や有事の際に攻撃目標になりかねないと訴えて、配備に反対しています。「われわれ宇川住民の安全安心をないがしろにされたまま進められてきた。憤りが一番先にたちますね」と住民は話します。Ｘバンドレーダーは、運用にあたるアメリカ軍第１４ミサイル防衛中隊が２２日発足し、年内にも本格運用をはじめる予定です。