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日本人男性行方不明で女を拘束 タイ10月21日 6時51分
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タイの首都バンコクで70代の日本人男性の行方が分からなくなっている事件で、警察は男性のキャッシュカードを使った疑いのある女を20日に拘束し、男性の行方について詳しく事情を聴くことにしています。
この事件は、バンコクで長期滞在していた愛知県出身の島戸義則さん(79)の行方が先月から分からなくなっているもので、警察は島戸さんが何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べています。
警察は、島戸さんのキャッシュカードを使って日本円にして200万円余りを引き出していたとして、今月、知り合いの40代のタイ人の女を窃盗などの疑いで逮捕しましたが、女はそのあと保釈金を支払って釈放されていました。
女は釈放後、家族と共に行方が分からなくなっているため、警察は女が島戸さんの行方を知っているものとみて探していたところ、20日にバンコク近郊で見つかり、再び拘束しました。
警察は当面の間、女を拘束して事情を聴くことにしています。
警察のこれまでの調べによりますと、女は過去に別の日本人男性との間に子どもをもうけ、この男性の死後、多額の保険金を受け取っていたことや、ほかの日本人男性との間で金銭トラブルを抱えていたことが分かっています。