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米 接触者40人余りは感染のおそれなし
10月21日 6時19分

アメリカ南部・テキサス州でエボラ出血熱で死亡した男性が病院で隔離されるまでに接触した可能性がある40人余りについて、地元の自治体は、エボラウイルスの潜伏期間の21日間が過ぎても体調に変化がなく、感染したおそれがなくなったと発表しました。
治療に関わった病院のスタッフなどおよそ270人については、監視が続けられています。

アメリカでは、テキサス州の病院でエボラ出血熱で死亡したリベリア人男性の治療に関わった女性看護師2人がエボラウイルスに二次感染したことが確認され、国民の間で不安が広がっています。
こうしたなか、病院があるダラス市長などが20日に会見し、死亡した男性と接触した可能性がある43人について、エボラウイルスの潜伏期間の21日間が過ぎても体調に変化がなく、感染したおそれはなくなったと発表しました。
これらの人たちは、死亡した男性が症状を訴えてから先月28日に病院で隔離されるまでの4日間に接触する機会があった男性の親族や医療従事者などで、一部は外出を控えながら体温を測るなどして体調を調べてきました。
なかには子どもたちも含まれ、21日から登校を始めるということです。
一方で男性の隔離後、治療に関わった病院のスタッフなど120人や、二次感染が確認された看護師が利用した飛行機の乗客など150人余りは監視が続き、今後、こうした人たちも感染した可能性がなくなるのかどうか注目されます。

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