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7人制サッカー 日本が初勝利10月20日 23時30分
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韓国のインチョン(仁川)で開かれているアジアパラ大会は3日目の競技が行われ、脳性まひの選手たちがプレーする「7人制サッカー」の予選リーグでは、日本が韓国に勝って決勝進出へ望みをつなぎました。
「7人制サッカー」は1チーム7人でプレーするサッカーで、11人のサッカーと比べてグラウンドがひと回り狭いなどの違いはありますが、ルールはほぼ同じです。
大会には、日本と韓国、それにイランとシンガポールの4か国が出場し、上位2チームが決勝に進みます。
日本は19日の初戦でイランに敗れ、20日の韓国戦に勝たなければ決勝に進むことができない大事な一戦でした。
日本は後半8分、コーナーキックから最後はキャプテンの芳野竜太選手が、相手の厳しい守備にあいながらも粘り強くゴールに蹴り込んで先制点を決めました。
さらに後半21分には、ゴール前でパスをつなぎ、最後は山田友二選手が2点目をあげました。
日本は、このあとも優勢に試合を進め、韓国に2対0で勝ちました。
先制点を決めた芳野選手は「先制点を奪った時は身震いした。決勝に進んで、未来の子どもたちに夢を与えたい」と話していました。
日本は21日、予選リーグの最終戦でシンガポールと対戦し、決勝進出をねらいます。