沖縄県知事選:公明党は自主投票

毎日新聞 2014年10月21日 07時00分(最終更新 10月21日 07時32分)

 公明党は20日、11月16日投開票の沖縄県知事選で、自民党の推薦を受けて3選を目指す現職の仲井真弘多氏の推薦・支持を見送り、自主投票とする方針を決めた。21日に正式決定する。知事選では米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題が争点になるが、公明党県本部は名護市辺野古沖への移設計画に反対しており、移設を容認した仲井真氏への支援は地元の理解を得られないと判断した。

 自公両党が2002年以降築いてきた同知事選での協力態勢が崩れ、一定の公明党支持層が辺野古移設反対を掲げる翁長雄志前那覇市長への支持に回るとみられる。【高本耕太】

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