プログラミング教育:佐賀で実証 小1がタブレット使い
毎日新聞 2014年10月20日 21時21分(最終更新 10月21日 04時30分)
佐賀県武雄市は20日、全国的に珍しい公立の小学校1年生を対象にした「プログラミング教育」の実証研究を始めた。対象は市立山内西小1年40人。児童はタブレット端末の画面を指で触れてキャラクターを動かし、プログラミングの仕組みを楽しそうに学んだ。
インターネットソフト開発会社「ディー・エヌ・エー」(DeNA、東京)と東洋大が共同でソフトなどを開発した。課外授業として来年2月までに計8回、実施する。
初回の20日は、ソフト開発を担当したDeNA最高技術責任者の川崎修平さんが講師を務め、教諭らが補助し、児童に操作方法などを教えた。画面上で、プログラミング言語に当たる「大きくなる」「かくれる」などと表示されたブロックを組み合わせ、キャラクターに動作を指示。命令通りに動くと、子供たちは「わぁすごい」と目を輝かせていた。【石井尚】